2000年に発売され、自由度の高さとA.I.による独特のシステムが大きな反響を呼んだPS用ソフト『高機動幻想ガンパレード・マーチ』。熊本の戦車高校を舞台に、幻獣と呼ばれる生物との戦いを描いたシミュレーションゲームだ。その続編とも言うべき『ガンパレード・オーケストラ 白の章 ~青森ペンギン伝説~』がソニー・コンピュータエンタテインメントからリリースされる。
『ガンパレード・オーケストラ』には、決まったシナリオが存在しない。各キャラクタ(NPC)にA.I.が搭載されており、これによって彼らは“人間らしく”行動する。その行動判断はすべて自身のA.I.によって決められる。その判断基準になるのが、プレイヤーの行動を踏まえたうえでの、自分の性格や感情、欲求、立場など、その場の状況である。つまり、その都度キャラクタがどうするかを考える。そのため、特定のシナリオが必要ないのだ。そして、それらすべてを統括する「神」のようなA.I.が存在し、これが各キャラクタのA.I.や状況を材料とし、「場面(シーン)」を生成。この「場面(シーン)」がイベントなどとなり、物語に深みが増すのである。 こうした瞬間ごとのA.I.の判断が物語を創り、様々なエンディングを迎える。プレイヤーの行動や選択、キャラクタ同士の人間関係など様々な要素によって、独自のストーリーが紡がれていくのだ。 なお、実は『ガンパレード・オーケストラ』は全3部作の構成で、『白の章』のほかに2作が制作される予定。まずは、3部作の世界背景及び『白の章』のキャラクタを紹介しよう。 ※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。 |