かつて“グランドファンタジア”と呼ばれたアラクティカ大陸で、聖なる力を持つ不思議な精霊・ミグルとともに冒険を繰り広げるMMORPG『グランドファンタジア』。アエリアゲームスが提供する本作だが、正式サービスに先駆けたオープンβテストが5月1日(金)から行なわれた。
本作品最大の特徴が、つねに連れて歩くことになるミグル。普段はそれぞれの部屋で暮らしているものの、指示を出せば素材の収集やアイテムの製造、戦闘のサポートもしてくれる心強い存在。さらに会話や育成、部屋の飾りつけなどもでき、現実のペットのように“かまってあげたくなる”精霊だ。
ゴールデンウィークに実施され、盛況を博する今回のテストにジーパラ特派員も参戦。愛らしいミグルを中心に、システム全般をチェックしてみた。その模様をレポートする。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
ゲームを開始すると、まずキャラクタを作成することになる。このときプレイヤーが操作するキャラクタだけでなく、守護ミグルの作成も行なう。この守護ミグルとは、精霊使いであるプレイヤーキャラクタの生涯のパートナーになる精霊だ。
作成時に注意したいのが、ミグルの種族にどれを選ぶか。ミグルには12種類の種族があり、それによって手に入る合成用素材や作れる装備アイテムが決まってしまう。守護ミグルは途中で変えられないため、魔法使い系統のジョブに進みたいのに剣を作りだすミグルを選んでしまうということもありえる。戦士系や魔法使い系など、どういったジョブになりたいかをあらかじめ決めておき、それに応じてミグルの種族も選ぶのがベストだろう。
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| ▲性別やパーツを選んでのキャラクタと、その右にいる守護ミグルを作成する。右の画面のウィザードのように、8つの最上位ジョブの装備サンプルも参照できる。カッコよさ重視でジョブを選ぶならぜひ参考にしよう |
選択できるミグルの種族は以下の12種類が用意され、大まかに分けると武器製造、防具製造、全素材収集の3パターンがある。
装備を製造できるミグルは、作成に必要な素材を収集する能力も合わせて持っているので、欲しい装備に合わせて種族を選んでおけばまず問題はない。
なお、守護ミグル以外にも2体のミグルを育成できる。ほかの装備を製造したい場合もそちらでフォロー可能だ。
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| ▲今回のプレイでは戦士系のジョブに進むことにしたので、ミグルの種族には剣を製造できる「夜の風」を選択した |
| 【種族】得意なこと |
| 【灼熱の太陽】 |
斧製造 |
【星の歌】 |
槌製造 |
| 【美の花】 |
弓製造 |
【夜の風】 |
剣製造 |
| 【光の賛歌】 |
盾製造 |
【銀の葉】 |
素材収集全般 |
| 【月のさえずり】 |
杖製造 |
【奥底の淵】 |
銃製造 |
| 【血のハンマー】 |
戦士装備 |
【虹の輝き】 |
術師装備 |
| 【暴君の風】 |
射手装備 |
【白銀の針】 |
僧侶装備 |
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| ▲プレイヤーキャラクタの故郷でもあるラダ島から冒険は始まる。ショップもあるが、序盤の装備はクエスト入手アイテムや敵からのドロップアイテムで十分まかなえる |
ゲームのスタート地点は、アラクティカ大陸から離れたラダ島。ここは、クエストの受け方などや戦闘などの基本を学ぶチュートリアル的な存在の場所だ。
村長を始めとする島の住民たちと会話してクエストをこなし、レベル6を超えたあたりで島からアラクティカ大陸へと渡ることができるようになる。
テストプレイ時の感触では、特にレベルアップするための経験値集めをする必要もなく、クエストを順番にこなしていくだけで、1時間ほどで島を出ることができた。 |
| 冒険を快適にするために使いこなしたい、複数の移動手段 |
冒険中、特に便利さを感じたのが、プレイヤーがいる地域の全体マップを表示させ、行きたい場所をクリックすることでも行なえるオート移動の使いやすさ。移動途中で障害物に引っかかってしまうケースも少なく、ストレスなく目的地までの長距離をオートで移動できる。
ちなみに島内では使えないが、ゲーム中には徒歩以外の移動手段として、トコリン(鳥)、ウルフ、メカランの3種類の乗り物と、各地をつなぐシティワープが用意されている。これふたつの移動方法をうまく利用すれば遠い場所をまたぐクエストにも気軽に挑戦できる。
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| ▲オートランでの移動は快適。ちなみにモンスターに襲われた場合も、ほとんどの場合は走って逃げきれる |
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| ▲乗り物のひとつであるメカラン。乗り物はショップなどで入手できるアイテムを消費して呼び出す、使い切り方式で、使用中は移動スピードがぐんとアップする |
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| ▲シティワープは各地域に配置されている。クリックすることで解放でき、解放されたシティワープ間をごくわずかな料金で瞬時に移動できる |
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| ▲それぞれの地域間にはこうしたゲートが存在する。ゲートをくぐると隣接した地域に移動できる |
フィールドでのバトルは、敵をクリックすると自動で始まる通常攻撃と、各種スキルを使って行なう。装備できる武器は7種類から選ぶことができ、近接攻撃と遠距離攻撃の使い分けもジョブによっては可能だ。
戦闘の難易度は比較的易しめ。ゲーム中盤程度まで遊んでみたが、レベルが2〜3上のモンスターと戦っても1対1なら普通に勝つことができる。ただし、大陸に渡ってから登場するボス系モンスターについては、レベル表示があまりあてにならない。パーティを組んだほうが安全に戦えるだろう。
とは言え、1,000以上と豊富に用意されたクエストのおかげで、キャラクタのレベルはサクサク上がる印象。序盤は3時間程度のプレイでレベル10あたりまでは簡単に上がり、その後は数日定期的にプレイするだけでレベル25ぐらいまでは苦労せずにキャラクタを育てられた。
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| ▲最初のラダ島にいるのはレベル6程度までのモンスターばかり。1時間ほどプレイした程度のキャラクタでも、スキルを活用すれば島のボスである古代巨人バロンに勝てる |
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| ▲HPやSPが心もとなくなったら、座って休息。レベルが低いうちはすぐに完全回復できる |
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| ▲ラダ島を出る準備が整ったら船で出発。島を出る船では、大陸への上陸地点を中央都市ラスタール、魔法都市イリア、機械都市ジールから選べる |
ちなみにクエストは、クリアすることで受けた地域でのプレイヤーの評判が上がっていく。一定の評判を得ていないと発生しないクエストも多いので、出現したクエストは着実にこなしておくのが無難のようだ。
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| ▲クエストをクリアすると称号を得られることも。キャラクタの能力には影響しないが、称号のコレクションも、多数のクエストをこなすモチベーションになる |
こうした冒険に、プレイヤーはパートナーとなる精霊・ミグルを連れて歩くことになる。ミグルは普段、画面右下の精霊宝石をクリックすると表示されるミグルの部屋におり、指示を出すことで素材アイテムの収集や装備アイテムの合成など、さまざまな能力でプレイヤーを助けてくれる。
またフィールドに呼び出せば、攻撃こそしてくれないものの、装備させたアイテム(ミグルの場合はカード)に応じて攻撃力アップやMPの回復などの補助効果を発揮したり、倒した敵が落とすアイテムを勝手に拾ってきてくれたりする。大量の敵を相手にするときや、ボス戦などで、ぜひ呼び出しておきたい。
ちなみに、ミグルの部屋は3つある。最初からいる守護ミグルのほかに、敵との戦いやクエスト報酬として手に入る楽器型のアイテムを使うと、別のミグルも捕まえることが可能だ。 |
| 頼んだ仕事や、プレイヤーのレベルに応じて成長するミグル |
ミグルへの指示やコミュニケーションは、彼らが暮らしている部屋で行う。部屋では簡単な会話のほか、素材収集や装備製造、装備分解などの仕事、ミグルの能力を上げる修行など、各種コマンドを実行できる。
こうしたコマンドの成果は、ミグルの成長過程で変化する。たとえば繰り返し仕事をさせると、採集や装備製造能力のレベルが上昇し、より貴重な素材や装備が入手できるようになる。今回のプレイでは、この素材収集や装備製造を使いこなすことで、レベル20前後まで一度も剣を購入せずに済ませることができた。
また、ミグルはプレイヤーキャラクタのレベルに応じて外見や各能力のレベル上限も変化する。たとえばプレイヤーキャラクタがレベル21になると、始めは顔だけだったミグルに体がつく。さらに上位になると背中に羽が生えたり飛んだりと、かなり個性的になるようだ。
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| ▲左が収集をお願いしているところで、右が装備製造を終えたところ。仕事は長くても数分で終わるため、本気で育てるとなると、頻繁に指示を出すことになる |
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| ▲最初は左の画面のように簡素なミグルの部屋だが、右の画面のように家具や装飾品などのアイテムを配置できる。そしてこの配置が、収集や合成の成功率などに影響する。装備の製造に関しては作業台がないと作ることができないので、まずはそれだけでも配置しておくといいだろう |
| ミグルのご機嫌に注意! 家出していなくなってしまうことも…… |
ミグルに仕事をさせるときに注意したいのが、体力と機嫌のパラメータ。機嫌には4段階あり、極端に体力が減った状況で仕事や修行をさせると機嫌が悪くなる。こうなるとフィールドに呼び出せなくなり、ドロップアイテムの収集などが少し面倒だ。
さらに機嫌が最悪になると、家出をしてしまい、一定時間ミグルがいなくなってしまう。こうなると帰ってくるまで待つしかなくなり、その間、そのミグルを使った活動や育成はもちろんできない。
冒険中、強力な助っ人となるミグル。ミグル育成のためにも頻繁に指示を与えたいのでこのタイムロスはかなり痛手。またこれまでずっと付き添ってきたミグルがいなくなると、結構寂しくもある。特にお気に入りのミグルは、会話やアイテムのプレゼントを通じて、なるべく機嫌のいい状態をキープしよう。
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| ▲かわいくて役に立つミグルだが、一度に3体の育成をするのはけっこう大変。特に補助効果の高いエンブレムを装備したミグルはなるべく機嫌のいい状態をキープできるよう、こまめにコミュニケーションを取りたい |
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| ▲守護ミグル以外のミグルは、各地の祭壇からミグル王のもとに返すことができ、報酬として貴重なアイテムがもらえる。一般のミグルは途中で成長が止まるため、どんどん入れ替えていくことになる |
| かわいらしい雰囲気と、遊びやすさで初心者にもオススメ |
オープンβテストのプレイを通じて感じたのは、本作がとにかく遊びやすいゲームであること。嫌味のないかわいらしいグラフィックに多数のクエスト、軽快なバトル、早いキャラクタの成長と、ストレスをあまり感じさせないバランスになっている。
また、ゲームの特徴となっているミグルも、機嫌が悪くなったときのフォローが少し大変だが、存在そのものは便利。最大数の3体を無駄なく行動させるような本気で育成するとかなり忙しいが、守護ミグルのみなら気分を和ませてくれる、かわいいマスコット役という位置づけで付き合える。
また、きちんと育成していればレベルに応じた装備を低コストでほぼ自給自足できるのは、装備にコストがかかりがちなMMORPGではかなりありがたい。
さらにレベルに応じて生成されるインスタンスダンジョンや対人戦などの要素も用意されており、全体的に完成度の高い良作といった印象だった。
ちなみに本日(5月14日<木>)より、正式サービスがスタート。推奨パソコンが当たるとオープニングキャンペーンも実施中だ。