ディズニー・インタラクティブ・スタジオは、2008年10月17日(金)、ニンテンドーDS向け新作ソフト『超化石モンスターバトル ゲキトツ・ギャラクシー』(以下、『ゲキトツ・ギャラクシー』)の報道関係者向けゲーム説明会を、東京・目黒にある同社オフィスにおいて実施した。
ここでは、公開された資料や画面写真とともに、会場で登壇した開発スタッフのコメントを添えて、『ゲキトツ・ギャラクシー』を詳しく紹介していこう。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
| 七色に輝く「ニジーロ星系」を舞台に語られる壮大なストーリー |
『ゲキトツ・ギャラクシー』は、2007年に発売されたニンテンドーDS向けソフト『化石超進化スペクトロブス』(以下、『スペクトロブス』)の続編タイトル。
本作の物語は、七色に輝く太陽と7つの惑星を持つ「ニジーロ星系」に、凶悪な宇宙生物「クロール」が出現したことから始まる。「宇宙警備隊」に属する主人公・ラーレンは、かつて「ニジーロ星系」に生息していた古代生物「化石モンスター」の力を借りてこの危機に挑むことになる。
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物語の舞台となる宇宙には、様々な惑星が登場する。その形は、三日月のようなものから、要塞のようなものまで様々。これらのデザインを手掛けたプランニングディレクター・田中拳氏は、「登場する惑星をすべて球体にするのはつまらない。それぞれが個性的な特徴をもった見た目にして、“別の惑星に来た”“探索してみたい”と思ってもらえるように心がけた」と話している。
また、本作には「だんじり」、「ししおどし」といった和風のものをモチーフにしたモンスターや、「能舞台」に似せた場所が登場する。これらを手掛けた、アートディレクター兼キャラクタデザインの桐山浩司氏は、「前作『スペクトロブス』から、和風をテーマにしたものをどこかに取り入れようという流れがあり、本作でもそれを続けて採用した」と話った。開発会社ジュピターが京都にある会社ということから、その近辺で有名な「和風のもの」を採用しているという。
| 日本人が “かっこいい” と思うデザインで、世界に挑む |
プロデューサー・久井健太郎氏は、「日本人が“かっこいい”と思ってもらえるキャラクタデザインになっているので、きっと世界でも同じように“かっこいい”と思ってもらえると思う」と話す。一見するとディズニーらしさが少ないデザインだが、子どもたちに好んでもらえるようなデザインを重視しているとのこと。
| 主人公・ラーレン |
ヒロイン・ジーナ |
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「惑星警備隊」に属する、冒険が大好きな少年。あるできごとをきっかけに、「化石モンスター」を自在に操る力を手に入れる |
ラーレンと同じく「惑星警備隊」に所属する少女。暴走しがちなラーレンをフォローする、よきパートナーである |
| 知性を手にいれ、強力な力を得た 「ハイクロール」 |
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| 知性を手にいれ、強力な力を得た「ハイクロール」。左上から影のジャドウ、炎のゲルベルス、知のマドゥーサ、無のグローノス。「クロール」たちの中でも特に強い力を持ち、知性に目覚めた「ハイクロール」たち。何度もラーレンたちの前に立ちふさがる |
| 謎多き人物・クラックス |
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「クロール」や「ハイクロール」たちを操っている、謎多き人物。「クロール」たちの力を使い、これまで数々の惑星を消滅させてきたという |
| 「起きろ~!」 化石モンスターたちを “目覚め” させよ! |
化石モンスターを仲間にするには、同じく化石モンスターの子どもを連れて、地面を探索させる必要がある。地面に化石モンスターの元となる「化石」や、化石モンスターのエサとなる「ミネラル」が埋まっており、これをドリルなどのツールで掘り起こしていく。
プランニングディレクター・田中氏は、「地面が凍りついている場所では、まず炎で氷を溶かす必要があったり、砂地なら砂を吹き飛ばさなければいけないなど、地形に合わせた掘り方を試行錯誤するのも楽しみの一つになっている」と話している。
掘り起こした化石は、「覚醒」させる必要がある。覚醒させる時には、ニンテンドーDSのマイクで「起きろ~!」と呼びかける。呼びかけた声の高さによって、どんなモンスターが生まれるかも変化する。
覚醒したばかりの化石モンスターは「幼体」と呼ばれ、戦うことができない。戦闘に参加できるようになるためには、エサとなる「ミネラル」を与えて育成する必要がある。幼体モンスターは成長するにつれて、「成体」、「超体」へと進化していくのだ。
ゲーム中に登場する化石モンスターはなんと150種類以上。それぞれは「コロナ」「フラッシュ」「オーロラ」の3属性のうちどれかを持っていて、コロナはフラッシュに強いが、オーロラには弱いといった、3すくみの関係がある。
また、接近戦が強力な「近接攻撃」、遠くから攻撃できる「遠隔攻撃」、動きは遅いが強力な攻撃が可能な「範囲攻撃」など、様々な攻撃スタイルを持っているのだ。
| ラーレンと化石モンスターが戦う、2種類のバトル形式が登場 |
本作に用意されたバトル形式は2種類。ラーレンが剣やグラブを使って戦う「フィールドバトル」と、化石モンスターたちがバトルフィールド上でクロールと戦う「エンカウントバトル」の2つが用意されているのだ。
バトルプランナー・福永隼人氏は、「バトルフィールドには、味方モンスターと敵モンスター合わせて6体が、ニンテンドーDSのハード的にも、表示可能なギリギリの数。この範囲内で、処理落ちやロードが発生しないように、快適にプレイできるように制作している」と述べた。
一方、プランニングディレクター・田中氏は、「モンスターにはそれぞれ性格があり、その違いによって戦い方も変化する。強気な性格のモンスターは体力がギリギリになるまで戦い、臆病なモンスターはダメージを受けるとあまり攻撃しなくなるなど、それぞれに個性を持たせている」とコメントした。
| Wi-Fiコネクションに、「カードインプットシステム」 |
本作には、Wi-Fiコネクションを利用した遊び方も楽しめる。化石モンスターを使った通信対戦が楽しめる「Wi-Fiバトル」や、追加コンテンツを楽しめる「Wi-Fiダウンロード」といったオーソドックスなものを用意。さらに、ゲームの進行度をランキング登録できる「Wi-Fiランキング」や、育てたモンスターに値段を付けて他者と取り引きができる「Wi-Fiマーケット」といった、ユニークな機能も盛り込まれている。
さらに、本作を購入するともらえる「インプットカード」をDSの下画面にセットし、カードの指示通りに下画面をタッチすることで、モンスターやアイテムを入手できるシステムも用意。「インプットカード」は全12種類で、そのうちどれか4枚がゲームに付属する。
ウェブサイト「ディズニードットコム」では、『ゲキトツ・ギャラクシー』の世界観を紹介する、3DCGによるショートムービーが配信されている。このムービーは「ウェブ」で「エピソード」を紹介するということから、「ウェビソード」という名前が付いている。
映像ディレクター・中辻慶治氏は、「ゲームの内容から、ストーリーをさらに広げていった感じ。子どもたちに、ゲームのストーリーを追体験してもらえるように心がけている」と話した。ウェビソードは一話につき2分間という短い時間だが、その時間の中に5分から10分かけて語るような内容を凝縮しているとのことだ。
| 会場では『ゲキトツ・ギャラクシー』 バトル大会 も開催 |
説明会の最後に、会場にて『ゲキトツ・ギャラクシー』の「Wi-Fiバトル」を使用したゲーム大会も催された。ルールは1人が1体のモンスターを使用しての4人対戦で、勝負は3回戦行われる。それぞれ勝ち残った一人が決勝戦へとコマを進めることになる。
どのモンスターを選ぶかが勝負の分かれ目となっていたように思われる。また、バトル風景を見る限り、モンスターの属性によって有利・不利が分かれるので、属性の選択も重要な要素だ。なお、モンスターが敗北すると「光の球体」となり、自由に動いて他のプレイヤーの勝負の行方を見守ることができるので、早々に脱落しても手持無沙汰は感じさせない。
決勝戦は全員が同じ属性のモンスターとなったため、なかなかの混戦模様となった。攻撃スタイルが「遠距離攻撃」タイプが有利かと思いきや、近づいた一瞬の隙を狙って大ダメージを与える「範囲攻撃」タイプのモンスターも善戦したりと、なかなか奥の深い戦闘システムと実感できる一戦だった。
| 「ゆくゆくは、アニメやマンガへの展開も―」(山本氏) |
同作のエグゼクティブプロデューサー・山本恵美子氏は、「ゆくゆくはアニメやマンガといった、ディズニーが得意としているコンテンツにも積極的に展開していきたい」と話した。また、海外では大きな売り上げを誇った前作『スペクトロブス』と今作『ゲキトツ・ギャラクシー』とを比較し、前回以上の国内販売本数を目指していきたいとしている。
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本作『ゲキトツ・ギャラクシー』のエグゼクティブプロデューサーを務める同社の山本恵美子氏 |
左から、アートディレクター兼キャラクタデザイン・桐山浩司、バトルプランナー・福永隼人、映像ディレクター・中辻慶治、プランニングディレクター・田中拳、ゲームディレクター・細川哲郎氏、プロデューサー・久井健太郎 |

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| ■『超化石モンスターバトル ゲキトツ・ギャラクシー』関連リンク |
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『超化石モンスターバトル ゲキトツ・ギャラクシー』 |
| ハード: |
ニンテンドーDS |
| メーカー: |
ディズニー・インタラクティブ・スタジオ |
| ジャンル: |
バトルアクションRPG |
| 発売日: |
2008年12月11日(木)予定 |
| 価格: |
4,480円(税込) |
| プレイ人数: |
1人(対戦時:2人または4人) |
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