| ■キャラクタの個性付けによる重厚さを増した「物語」 |
ファミコン版の『FF III』のストーリーは、主人公の4人が、度胸試しをするためにある洞窟を探索する所から始まる。洞窟の奥にはでクリスタルがあり、4人が近づくと、突然クリスタルから「おまえたちは選ばれた」と言葉を受け、4人は光に包まれる。クリスタルから力を受け取った主人公たちは、生まれ育った村に別れを告げ、闇の力を封じるために旅立つのであった。
ニンテンドーDSに移植されることに伴い、当時ほとんど無個性なキャラクタでしかなかった4人に、ひとりひとり個性付けが行われた。4人は少年3人、少女1人となり、それぞれの理由を持って、冒険の旅に出ることになる。
今回公開された一人が「ルーネス」。孤児として、ウルの長老であり養父となったトパパに育てられる。金髪を後ろで一つに結わいている少年。性格は好奇心旺盛で前向きな思考の持ち主であるが、少し抜けている所もある。周囲に支えられて力を発揮するリーダータイプ。
ニンテンドーDS版では、オリジナル版であるファミコン版にはなかったエピソードが追加されており、『FF III』のストーリー上重要な「クリスタル」「光の世界」「闇の世界」「ザンデ」「浮遊大陸」などのキーワードを結ぶ世界観を再構築している。
戦闘シーンに関しては、フィールド同様に3D化されており、スピーディな操作感はそのままに、迫力ある演出が施されている。
公開された画像には、シリーズおなじみの敵モンスター「ボム」のほか、「ネプト竜」「バハムート」のような敵との戦闘シーンを確認することができる。
ちなみに『ファイナルファンタジー』シリーズおなじみであるジョブチェンジは、この『III』から導入されたシステム。ファミコン版の時はキャラごとのグラフィックの違いはなく、職業ごとに見た目が違うのみとなっていた。
しかしキャラクタひとりひとりに個性を持ったニンテンドーDS版は、同じ「戦士」「黒魔道師」といったジョブであってもキャラによって違うビジュアルが用意される。またジョブそのものもフルチューンが施されており、大幅なバランス調整が行われた。
キャラクタデザインに『ファイナルファンジーXII』の吉田明彦氏を起用し、初期の『FF』シリーズのゲームデザインを手がけた田中弘道氏がプロデュースを担当する『FF III』。さらに音楽監修として植松伸夫氏が参加するという豪華な開発陣となっている。
ファミコン版以降、移植を期待されていた『FF III』。いよいよ発売が近づいてきたことを予感させる情報が明らかとなり、発売までの期待が膨らむ。
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