背中に翼を持ち、自由に空を飛ぶ種族。
翼を除いた身体的特徴はヒュムと大差ないことからヒュムの突然変異で生まれた種とも言われている。寿命はヒュムよりもずっと短く40歳程度。
翼の維持に大きな負担がかかるためか、あるいは何か他の理由があるのか、老齢まで生き続けるエグルはほとんどいない。
若くして生命の終わりを迎えることも多く“空に生きる者”の宿命として人生の意義を深い悲しみの中にとらえている者も存在する。
イヴァリースの遙か上空に浮かぶ幻の浮遊大陸“レムレース”で暮らしているが、数千年の長きに渡り、外界との接触が一切なかったため、その存在は“空の伝説”としてわずかに残されているのみであった。
彼ら自身の知的水準は低くないものの、外界との交流が皆無であったことから、文化レベルはヒュムのそれに比べて前時代的。
森に住むヴィエラ族のような自然との共存を望む生活様式である。
性格はきわめて穏健。
何事にも積極的な関心を示さないために、不平不満を口にすることがないが、その心は夢や野望を抱くこともない。ゆえに、エグル族同士は争うことがない。
年若くとも、常に死期を見つめるかのような達観した視線を持ち、その姿を見たものには高貴で神聖な印象すら与えるという。 |