数々の要素を加え帰ってきた「FF X-2 インターナショナル+ラストミッション」
2004/01/23
 人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズ初の続編タイトルとして、2003年3月に発売された『ファイナルファンタジーX-2』(以下、FF X-2)。『FF』シリーズではこれまでにも『VII』『X』などで、北米版を日本国内向けにローカライズした「インターナショナル」が発売されてきた。
 そして2004年2月19日、『FF X-2』のインターナショナル版が登城する。タイトルは『ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション』(以下、インターナショナル)。これまでのインターナショナル版と異なり、北米版をベースにした本編と、「ラストミッション」と呼ばれる追加シナリオが楽しめるという、2本立ての構成になっているのだ。

 このページでは、本編の内容を中心に紹介をしていこう。

■「ラストミッション」部分の紹介記事はこちら!
 
■海外仕様だけに留まらない、『インターナショナル』本編の内容

 『インターナショナル』本編は北米版『FF X-2』がベースになっているが、ストーリー的な変更はない。しかし、「本編のリメイク」だけでは片付けることの出来ない新要素や、新システムが盛り込まれている。既に『FF X-2』本編をクリアしている人も、また違った楽しみ方ができるはず。

※記事中の画像で、クリック可能なものは拡大画像を見ることができます。



新ドレス「サイキッカー」「お祭り士」を追加!
『X-2』独自のシステムで、戦闘中のアビリティなどキャラの特性が変化する「ドレス」。システムもさることながら、そのビジュアルも特筆すべきものがあった。銃使いの「ガンナー」、攻撃系魔法のエキスパート「黒魔導士」などの基本的なものから、「きぐるみ士」などちょっと変わったもの(?)まで…様々なドレスはプレイヤーを魅了。『インターナショナル』には2つのドレス「サイキッカー」「お祭り士」が新規で追加される。

サイキッカー  
タイトルリリース時より明らかになっていた追加ドレス、「サイキッカー」。全体的に制服を思わせるドレスのデザインと、装着したアイシールドが目を引く。超能力を駆使したアビリティが特徴で、攻撃系の技だけでなく、空間や時間を操る補助系の技も使うことができる。

ドレスアップシーン&退場シーン
戦隊ヒーローの変身シーンを髣髴させる演出のドレスアップシーン(上段)。退場(下段)の際には「任務完了!」とばかりにポージング。なんと彼方へと飛び立ってしまうのだ…。

ビジュアルイメージ

↑紺をベースに、アクセントの白と赤が冴える。セーラー服を思わせる、清楚なイメージ漂うユウナのドレス。

↑チラっとおヘソが見える、シャツとプリーツミニのセパレート。元気で明るいリュックのイメージにピッタリ。

↑パインのドレスは、他の2人とはガラリとイメージが異なるパンツスーツ。気分はちょっぴり宝塚…!?

アビリティ

↑瞬時に敵の背後へと移動する「テレポテーション」

↑これぞサイキック! 敵一体を異空間へと消し去る「テレキネシス」

↑自分以外の時間を止める「タイムトリップ」。ストップに耐性のある敵にも有効

↑目からビーム!? 敵一体にダメージを与える「メーザーアイ」

↑敵全体にダメージを与える「サイコボム」。強力です!
 
 

お祭り士  
 『FF X-2』の攻略本誌上で行われた企画「ドレス一般公募」によって決定した、第2の追加ドレスがこの「お祭り士」。発表されたユウナのドレスは、日本の「お祭り」をイメージした斬新なもの。リュックとパインのドレスはここでお見せできないのだが、「お祭り」のイメージは三者三様バラバラらしい。一体どんなドレスなのか…!?

ドレスアップシーン/ビジュアルイメージ
色あざやかに弾ける花火に彩られ、颯爽と登場する「お祭り士」。モーグリを象った花火など、遊び心も満点だ。
↑唯一発表されたユウナのドレスはピンクの浴衣。両手にヨーヨー、帯に「祭」の団扇。浴衣にはなんとモーグリの柄が…!



アビリティ

↑履いているゲタを飛ばし、落ちた状態で魔法の強さが変化する「氷のゲタ」。

↑心やすらぐ「線香花火」。自分のHPとステータス異常を回復。

↑お祭り気分100%…!? 爆発で敵一体にダメージを与える「しかけ花火」。
 



モンスターを仲間に!新システム「クリーチャークリエイト」
 『インターナショナル』本編で序盤からプレイ可能になる、「魔物」をテーマにしたシステム「クリーチャークリエイト」(通称:クリクリ)。魔物を捕まえて育成し、戦闘に参加させるという新システムだ。ただ育成するだけではなく、ちょっとしたお楽しみ要素も盛り込まれている。ストーリーそっちのけで遊んでしまいそうなボリュームだ。

【1】まずは、世界中でモンスターを「捕獲」しよう!
 この「クリクリ」を楽しむには、「魔物」を入手しないことには始まらない。魔物は「魔物捕獲ポッド」を仕掛け、捕獲する。捕獲するエリアと、仕掛けるポッドの種類によって、捕獲できる魔物が異なってくる。捕獲した魔物の情報は、シンラ君が管理してくれるぞ。

【2】パーティメンバーとして魔物を「育成」しよう!
 捕獲した魔物は、カモメ団の一員としてバトルに参加させることができるようになる。魔物は独自のA.I.で行動。1キャラ分の大きさの「Sサイズ」と2キャラ分の大きさの「Mサイズ」2種類のサイズがあり、大きさによっては2人(?)パーティで戦闘を行うようになる。
 そして、仲間になった魔物にも「リザルトプレート」や「ドレスフィア」を装備することが可能。ドレスアップによるビジュアルの変化こそないものの、魔物独自のアビリティが期待できる。なお、「リザルトプレート」も新しいものがいくつか追加されるようだ。
 魔物には自由に名前をつけることもできる。ステキな名前で愛着も倍増だ! だが、一度に育成できる魔物の数には制限があり、ストックできるのは8匹まで。定員いっぱいの場合、新たな魔物を育成するにはどれかを解放し、新規の魔物を迎えることになる。
夢のパーティ? NPCを戦闘メンバーに!  
 右の戦闘画面。よく見ると、メンバーに参加しているのは、ストーリー上仲間になるはずのない「ルブラン」一味。この他にも、人気の高かった「アニキ」など一部のNPCについても、条件を満たせば戦闘メンバーに参加させることができるのだ。個性的な技の数々を楽しもう。

【3】育成したモンスターをコロシアムで「戦わせ」よう!
 捕獲した魔物は通常戦闘のほかに、「コロシアム」と呼ばれる場所で行われるトーナメント戦に参加させることもできる。ユウナたち「カモメ団」以外にも、個性的なチームが続々トーナメントに参戦。見事優勝すれば、リザルトプレートや強力な捕獲ポッドなどの豪華賞品を獲得できる。参加するトーナメントによって、参加チーム数やモンスターの参加制限、優勝賞品が変化する。トーナメントには、魔物を解放することによって出現するものも存在するらしい。
ティーダやシーモアもトーナメントに参戦!?  
 トーナメントには、魔物以外のキャラが敵として登場することもある。なんと、その中には『X』でユウナと行動をともにしていたティーダやアーロン、そしてシーモアの姿まで!! 仲間としては頼もしい限りだが、敵としては……。対戦の時に情けは無用。覚悟して挑め!

【4】魔物だって色々あるんです…「クリーチャー人生」
 魔物にだって人生がある!? 育成中の魔物は、魔物ごとのバックストーリー「クリーチャー人生」を確認することができる。このバックストーリーは最初1ページしかないのだが、魔物の成長に応じてストーリーが増え、ある一定値まで達するとエピソードがコンプリートされる。ストーリーがコンプリートを迎えた魔物には、エンディング的なイベントシーンが用意されている。笑いあり、涙あり…。魔物の意外な一面を見ることができるのだ。

ここでは魔物たちのエピソードをちょっとだけご紹介しよう。内容は、魔物たちの勝手な都合(?)によるものから、本編の内容に関係するものまで様々だ。
魔物に精通した少年・シンラ君に隠された謎?  
 魔物たちのエピソードには、シンラ君が登場するものが数多く見受けられる。中には、魔物と深く関わっていると思われるエピソードも…。とてもタダ者とは思えないシンラ君。彼のエピソードも、「魔物ストーリー」によって暴かれる日がやってくるのだろうか?



新たな試練…強力なボスキャラ追加!
 ユウナたちの数倍はあろうかという巨体に、両手両足の鋭い爪。そして頭部の巨大な角…。かなりいかつい姿のこのモンスターは『インターナショナル』で初登場となるボス。戦っている場所は、どうやら魔物コロシアムのようだ。ということは、コロシアムを守る番人なのだろうか。その正体は…?



英語音声と、ムービー演出の変更
 これまでの『FF』シリーズで発売された「インターナショナル」版同様、北米版に収録されていた英語音声でイベントシーンを楽しむことができる。日本語字幕を表示できるので、英語がわからなくても安心。劇中で流れるテーマソング「real Emotion」「1000の言葉」も、海外仕様に準じて「Jade from sweetbox」による英語詩バージョンの楽曲に変更されている。

 また、イベントムービーの一部に演出の変更が加えられているものがある。『X-2』をプレイしたことがある人は、違いを比べてみるのも面白いのでは?
   


■「ラストミッション」部分の紹介記事はこちら!

タイトル ファイナルファンタジーX-2
インターナショナル+ラストミッション
発売日 2004年2月19日
メーカー スクウェア・エニックス ハード プレイステーション2
ジャンル ロールプレイング 価格

6,800円

 
■関連コンテンツ
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■関連リンク
『ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション』公式サイト