新作紹介
 
戦いの報酬は友情と絆!PS3『ENCHANT ARM』
2007.01.12
関連URL:『ENCHANT ARM』公式サイト
 

 『アーマード・コア』や『天誅』シリーズなど、シリアスな世界観を持つタイトルを多く手がけるフロム・ソフトウェア。そんな同社が、プレイステーション3用ソフトとして放つ第2弾タイトルは、2007年1月25日(木)に発売するファンタジーRPG『ENCHANT ARM(エンチャント・アーム)』だ。

 本作は、2006年1月にフロム・ソフトウェアがXbox360で発売した『エム ~エンチャント・アーム~』の移植版。「エンチャント」と呼ばれる魔導技術が発達した架空世界を舞台に、主人公・アツマが仲間との友情と絆を深めていく成長の物語が描かれる。

 『ENCHANT ARM』の注目すべき点として挙げられるのは、一介の大学生・アツマを中心とするキャラクタたちの成長していく姿と、彼ら持つ魔法能力「スキル」を駆使して戦いを繰り広げるバトルパート。バトルパートはエンカウントのターン制ながら、本作独自の要素によりスピード感溢れる戦いが楽しめる。また最新ハードならではの美しい映像表現等のスキルエフェクトも見逃せない。

 今回はゲーム概要をはじめ、戦闘パートやスキルの紹介、そして、物語導入部分のストーリーをピックアップする。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

■戦いを通して描かれる仲間との友情物語

 『ENCHANT ARM』の舞台は、「エンチャント」と呼ばれる論理魔導科学が発達する世界。この世界では「マテリアル」というアイテム素材をエンチャントすることで、武器や戦闘に使役する魔導人形「ゴーレム」なども作り出すことができた。

 だが、1000年前には暴走した「デビルゴーレム」により、世界が破滅の一歩手前まで進んだこともあった。その後、人々は「デビルゴーレム」とその製作法を禁忌とし、鉄や火薬、蒸気といった機械の力と「エンチャント」の力を応用し、世界を復興させていった。ところが現在、古の力「ゴーレム」を復活させ、己の欲望のために世界を混沌の渦に陥れようとする者が現われたのだった…。

 本作は、世界を我が物とするために暗躍する者に戦いを挑んでいくファンタジーRPG。「エンチャント無効化能力」という稀有な力を持つ主人公・アツマと、親友の優等生・トウヤ、トウヤを盲目的に慕うマコト(オカマ)の3人を軸に、戦いを通して友情と絆が深まっていく姿が描かれる。
  アツマは不慮のこととはいえ、封印されていた史上最悪のデビルゴーレム「クイーンオブアイス」を覚醒させてしまい、激しく深く苦悩する。さらに、さまざまな不安に対する葛藤や、仲間との誤解、感情のすれ違いなどでアツマの心は激しく揺り動く。だが、その気持ちを救ってくれるのも、トウヤやマコトといった親しい人物たちである。

 『ENCHANT ARM』の物語では、「仲間」というものがどれだけ大切であるのかを体感することができる。

【『ENCHANT ARM』メインキャラクタ】
アツマ -運命に翻弄される主人公-
(CV:岸尾大輔)

近代的な文明都市・ヨコハマシティの大学「ヨコハマエンチャント総合付属大学」に通う大学生。性格は単純で深く考えずに行動してしまう猪突猛進タイプ。親友のトウマはアツマを「赤い単細胞」と評している。
右腕に「物質にかけられたエンチャントを無効化する」という特異な能力を持つ。この力は「何かを与える」という「エンチャント」の能力と正反対のため、他の学生たちからは「落ちこぼれ」扱いをされている。ただし、本人は「ちょっとこの右腕変かもなぁ」くらいにしか考えていない。
トウヤ -完全無欠のクールな親友-
(CV:置鮎龍太郎)
古代人の血を色濃くひくアツマの同級生。優れたエンチャント能力を持ち、未来を嘱望されているエリート中のエリート。
性格はクールで知的、そして完璧な容姿と洗練された物腰から男女を問わず大学内で熱烈なファンを持つ。そんなトウヤが落ちこぼれのアツマと付き合っていることを、周囲は不思議に思っている。いつも沈着冷静で計算高いトウヤのことを「青い電算機」とアツマは評する。
マコト -トウヤにメロメロな美しきオカマ-
(CV:諏訪部順一)
アツマとトウヤの同級生で、もちろん親友。ただし筋金入りのオカマ。トウヤのことを盲目的に愛しており、マコトの全行動はトウヤが指針となっている。
料理の腕前は本職のシェフ顔負けで、いつもトウヤに手作り弁当を差し入れている。そんなマコトのことをアツマは「黄色い乙女心」と評している。
■戦闘エリアは4×3!ターン制の知的戦略バトル

 『ENCHANT ARM』の戦闘は、オーソドックスなエンカウント式で幕を開ける。しかし、実際の戦闘パートでは本作独特の要素が多数盛り込まれている。

 戦闘マップは4×3マスのグリッドで表示され、戦闘に参加するキャラクタはマスの上に配置される。そしてバトルはターン性となり、キャラクタはプレイヤーが選択した順番に攻撃を行っていく。キャラクタの攻撃は「スキル」を繰り出すことで発動し、配置場所に左右されることはない。
  戦闘パートでは、行動順序や使用スキル、キャラクタの配置などを考慮しながら戦うことになるため、戦略性のあるバトルが堪能できる。また、戦闘パートには「高速モード」やオートバトルも搭載されているため、スピーディーなバトルを楽しめる。

 攻撃方法には、キャラクタ単体でアクションを行うものだけでなく、1体の敵を集中して攻撃する「連携攻撃」もある。「連携攻撃」はキャラクタの「連携ゲージ」が溜まると発動でき、1人目の攻撃力が1.2倍となり、続く2人目では1.4倍、3人目では1.6倍、4人目では2倍と跳ね上がっていく。連携攻撃時にはカットインの演出が入り、「仲間との共闘」が視覚的にも味わえる。


技の種類は300以上!華麗なスキルで敵を翻弄

 本作の戦闘では、「スキル」といわれる技を繰り出して戦いを行っていく。「スキル」には、物理攻撃や魔法攻撃だけでなく、ダメージの回復や戦闘を支援する魔法などもあり、その種類は300以上にも及ぶ。
  各キャラクタは、その性格や個性に応じたスキルを修得いく。物理攻撃に特化したスキルを覚る、サポート支援を得意とするなど、個性を反映したスキルでバトルを行うことになる。

 「スキル」による攻撃では、単体の敵を対象とするものだけでなく、一回の攻撃で複数の敵にダメージを与えられるタイプも設定されている。複数敵に対する「スキル」は、敵の配置グリッドの「縦列の敵に攻撃を加える」「範囲内の敵を攻撃する」など、敵の位置と密接に関連があり、このことを踏まえて使用することになる。

【主なスキル】
マイティブロウ ハイスタンプビート
メガフレアウェーブ グラブフォース
ハイスピア ハイアクアスパイク
ビートソニック メガキュアボイス

物語の中核となるエリア「エンチャント総合付属大学」

 物語の舞台となるヨコハマシティは近代化が進んだ文化水準の高い都市。魔導技術の研究も盛んであり、中央に位置するエンチャント総合付属大学をはじめ、多数の施設が設けられている。

 アツマたちの母校である「エンチャント総合付属大学」は、まさしくシティの要といえる施設。そこで大学構内と学園内にある「封鎖区画」と「魔導研究施設」の3エリアの概要を紹介する。

【エンチャント総合付属大学】
ヨコハマシティにあるアツマたちが通う小中高大一貫教育学校。エンチャント教育の総本山であるこの学園は、学園エリアの中心部にあり、このエリアの象徴でもある。
学園は全寮制で、エンチャントの才能があるものは貧富に関わりなく入学することができ、幼年学校からエスカレータ式で入学してくるものが多い。大学には18歳から22歳の学生が通い、特に優れた学生の中には、学園の研究院へ進むものもいる。
学園には講義室やホール、中庭などのほか、カフェテリアなども完備されており、学園内で大抵の生活をまかなうことができる。また学生たちの間には、アツマを敵視する集団「AAA」やトウヤのファンクラブ「TFC」などの組織もあり、その活動も活発だ。

【封鎖区画】
学園内にある立ち入り禁止区域。
実は1000年前に起こった「ゴーレムウォー」で多大な災害をもたらしたデビルゴーレムが封印されている。
そしてアツマたちは、ここで人生を左右される事態に遭遇する…。

【魔導研究施設】
エンチャント総合付属大学の教授・コウが日頃から魔導研究を行っている施設。学生たちから怪しい研究をしていると噂されているとおり、施設内には何やら不可解なものが多数見受けられる。
コウは冷静沈着で、豊富な知識を持っており、教師として優秀であるとともに、エンチャント技術の研究者としても一線級。そして実に冷淡で、自分の研究以外のことには興味が無い。学生に対しても非常に厳しいことで有名で、また恐れられてもおり、「死神教授」とか「地獄から来たマッドサイエンティスト」などど呼ばれている。

■『ENCHANT ARM』プロローグ「アツマ旅立ち」

 アツマと彼を支える仲間との友情と絆を描く『ENCHANT ARM』は、エンチャント総合付属大学で平穏な日々を過ごすアツマの姿から幕を開ける。カーニバルの会場で遭遇した地震をきっかけに、アツマ、トウヤ、マコトの人生は予想だにしなかった道へと進むことになる。

 ここでは、ゲーム冒頭の「アツマ旅立ち」までの物語をピックアップする。


 
【スペック】
タイトル名:『ENCHANT ARM』
ジャンル:RPG
ハード:プレイステーション3
発売日:2007年1月25日(木)
価格:8,190円(税込)
発売:フロム・ソフトウェア

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