未だ見ぬアクロニア。『ECO』クローズドベータテストをプレイしてみた!
2005/08/05
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 『ラグナロクオンライン』などを運営するガンホーと、『ディプスファンタジア』などを開発したヘッドロック。そしてアニメやゲームのキャラクタ商品を広く展開するブロッコリーの三社が展開する、次世代のMMORPG『エミル・ クロニクル・ オンライン』(以下『ECO』)。可愛らしく美しいグラフィックやキャラクタが注目のタイトルだ。
編集部では、2005年8月1日(月)から行われている2万名限定のクローズドベータテストに参加。その様子をお伝えしよう。

『エミル・ クロニクル・ オンライン』 ストーリー

- エミルの年代記 -

舞台となるのは、アクロニア大陸。
そこには高度に発達した文明が存在したが、ある出来事によって崩壊してしまう。

時は流れ・・・・・・
現在、大陸に生きるもの達は世界各地の遺跡や謎の建造物から
先人達が作ったとされる"キカイ"を発掘して使用している。

この世界に生きるもの
他の種族からエミルの民と呼ばれる人間族
光る輪と白い羽を持つタイタニア族
黒い羽としっぽを持つドミニオン族
自らを古き民と呼ぶ少数民族たち

古き民は、その名の通り古来よりこの地で暮らしてきたが
大陸の文明が発達するにつれ、姿を現すことがなくなったという。
タイタニアとドミニオンはそれぞれの目的のために人の暮らす地へ現れるが
天上と地下に本来の世界を持つといわれている。

古き民が再び姿を現し、タイタニアとドミニオンが人々と共に生きる理由とは。
世界には、これから何が起ころうとしているのだろうか・・・・・・


種族は三種類!キャラクタを作ってアクロニアの大地に立ってみた。
『ECO』の舞台となるのは、アクロニア大陸。"エミル"(人間族)と呼ばれる人たちが暮らす世界だ。プレイヤーは、この世界に"エミル(人間族)""タイタニア(天使族)""ドミニオン(悪魔族)"から種族を選びキャラクタを作る。
  エミルは生命力に溢れた種族。HPと腕力(STR)が高いので、ファイター系の職業に向く。また、装備の制限をほとんど受けないのも特徴。商人的な生き方にも向いている初心者向きの種族。
  頭上に輪を浮かべ、白い翼を持ったタイタニアは、魔力(MAG)が高い種族。スペルユーザー系の職業に向いているが、物理攻撃力は非常に低い。魔法での攻撃力を伸ばして行くのがベストな中級者向きのキャラ。
  黒い翼と羽を持つドミニオンは攻撃力に恵まれ、腕力(STR)と魔力(MAG)が高いので、直接戦闘にも魔法戦闘にもどちらにも向いている。ただし体力(VIT)が低く打たれ弱いので、防具には気を配る必要がある。成長すればオールマイティな活躍が期待できる上級者向きのキャラとなっている。

  性別は男女の二種類あり、それぞれ顔(瞳と眉など)と髪型を決めることが出来る。種族によって用意されている顔や髪型は異なり、組み合わせはかなり多くなる。今後も新しいものが追加される可能性もあるのだろう。髪型とは別に髪の色も決められる。ただし、種族によって髪の色の特徴が決められており、エミルはブラウン系、タイタニアはゴールド系、ドミニオンの男性はブルー系、女性はレッド系の中から"明るさ"を設定するイメージだ。
  顔の違いは小さく感じるが、実際にキャラを作り始めると、髪型との組み合わせでかなり異なるイメージのキャラを作れることに気が付く。ゲーム中でも、顔の特徴はかなり判別が可能になっているので、気に入ったキャラが出来るまで慎重に。なお、ゲーム中に髪型、髪色を変化させるアイテムやイベントが用意されている様子だ。

エミル

タイタニア

ドミニオン
いよいよ冒険!でもその前に…。チュートリアルを受けてみた。
キャラクタを作ってログインすると、タイタニアは天上界から、ドミニオンは地下世界のドミニオン転送室から、アクロニア大陸へと向かうところからスタートする。
  ゲーム中の移動はマウスで操作が基本。左クリックした場所に歩いていくほか、マウスボタンを押しっぱなしにしておくとカーソルのある方向へ移動し続けるモードに切り替わる。慣れるまでは戸惑うかも知れ無いが、これはなかなか便利。切り替わったときにカーソル上部のランプのようなものが変化することを覚えておくと、最初から戸惑うことなく使い分けられるだろう。右マウスボタンをダブルクリックすると瞬時に視点が北方向にリセットされるので、それを組み合わせて移動すると快適だ。(設定でキャラ進行方向にも変更可能)
  そのほか、右マウスボタンを押しながらドラッグすると視点を回転できたり、ホイールでズームができたりするのは『ラグナロクオンライン』と同様の操作感だが、俯瞰の角度も変更が可能なのと、キャラのすぐそばまでズーム可能なのが少々異なる。角度は真上から斜め上まで動かせるが、真横までおろすことは出来ない。もう少し低い位置まで下げられると見やすいのだが、と言う感じを受けた。

  たどり着いたところは大陸最大の貿易都市「アクロポリスシティー」。だが、街に入る前に、チュートリアルステージが用意されている。道の真ん中に立っている"エミル"と言う少年に話しかければチュートリアルがスタート。ここでは、基本的なモンスターとの戦い方のほか、アイテムの使い方やスキルの使い方、そして"憑依"について教えてもらえる。チュートリアルは丁寧に作られており、後で説明する"憑依"以外は実際にプレイしながら覚えることが出来るので、初めてでも一通りのプレイは出来るようになる。ただしスキルの練習は特別なアイテムを使って一回だけ試してみる程度のもので、"ワンチャンス"しか与えられていない。ちょっと操作を誤まると、何が起きたかわからないまま次へ進まなくてはならなくなってしまうのに、やや不親切さを感じた。とはいえ、一通りの遊び方が覚えられる上に、序盤唯一の武器になる「レプリカソード」や、オマケのアイテムも手に入る。必ず受けておこう。
  なお、チュートリアル終了後も街の門へ向かう道の途中にいるNPCから、ちょっとしたTipsを聞くことが出来る。初めてプレイする人は、必ず一度声をかけておこう。その後のプレイがちょっとだけ楽になるはずだ。

ドミニオンを選んだ場合は、この転送室からスタート。人間界へと向かう

この少年に話しかけるとチュートリアルがスタート。後は指示に従えばよい


右も左もわからない!いきなり迷子になってみた。
 アクロポリスシティーは、巨大な貿易都市。東西南北4方向にある鉄製の跳ね橋をわたらないと、入ることが出来ない。しかし、内部にもやはりゲートがあり、屈強そうな兵士がそれを守っていて、その先に進むことが出来ない…。実はアクロポリスシティーは二層構造になっていて、正面のゲートから上に向かうアップタウンと、左右の階段から下に向かうダウンタウンから構成されている。この構造は、どの方角の跳ね橋から入った場合も同様。スタート直後にはアップタウンへ入ることは出来ず、ダウンタウンしか立ち入ることは出来ない。アップタウンへ入るにはいくつかの方法が用意されており、ダウンタウンの様々なところでその情報に触れることが出来る。とはいえ、最初は"旅人の町"ダウンタウンへと向かおう。
  旅人たちが集まる貿易都市だと言うダウンタウンは、やや薄暗い雑然とした印象の街。上層と同じく上下左右が対称な作りのため、どこへ行っても風景が似ている。チュートリアルの最後に酒場へ行くように指示を受けていたのだが、早速迷子。ところが、道端に"ガイドロボット"と言う道案内のロボットを発見!これに話しかけて行きたい場所を指示すると…。自分の周りに矢印の付いたカーソルが出現!これで迷うことなく目的の酒場へ向かうことが出来た。このガイドはなかなか便利。どこかへ行きたいと思ったら、まずロボットを探すのがよさそうだ。
  酒場では最初のクエストを頼まれた。街の外にいるモンスターを規定数倒してきて欲しいという、比較的簡単なもの。これが始めての戦闘となるが、チュートリアルでもらった武器もあるし、それほど難しいものではない。とはいえ、運悪く武器が壊れてしまうとちょっと大変になるかも知れないが…。クエストが終了したら酒場に戻るか、街の外にある出張所クエストカウンターで報告すればアイテムやお金が手に入る。クエストは沢山用意されているので、どんどん引き受けていこう。これらのクエストをこなしていくうちに、ある程度の強さまで進むことが出来そうだ。

プレイヤーの周囲に表示されたガイド。矢印の方向に向かえばよい

街にはいろんなNPCがいる。服の色を染めてくれる人も


僕が君の盾になる!ホントに盾になってみた。

憑依アイテムは赤く表示される。クリックして拡大して見てみよう

 調子よくクエストをこなしていくと、だんだん強い敵と戦わなければならなくなり、少しずつキツくなってくる。レベル上げをやらなくちゃまずいかな…と思い始めてくるものだ。そうなってくると、もう少し強い武器や防具が欲しくなってくる。しかしそれほどお金に余裕はない…。
  ところで、プレイ中気をつけて見ていると、道端にやたらと武器や防具が落ちていることに気が付くはずだ。良さそうな盾が落ちていたら拾ってみよう。もしかしたらその盾は、急にしゃべりだすかもしれない。
  これは、"憑依"システムで盾に乗り移った他のプレイヤーだ。『ECO』では、プレイヤーは武器や防具に"憑依"して、他のプレイヤーに装備してもらうことが出来るのだ。他のプレイヤーに近づいて、その人の武器や防具に"憑依"しても良いし、自分が装備しているアイテムに"憑依"しても良い。自分の装備に憑依すると、他のプレイヤーからはその場に落ちているアイテムのように見えるのだ。もちろん、その状態では動くことも出来なくなるが、チャットだけは可能。たとえば初心者の武器に憑依してアドバイスをしたり、チャットをしながら冒険をしたりすることが可能になる。また、"憑依"状態で回復アイテムを使うと、"本体"側に作用するので、回復役としてフォローすることも可能だ。
  "憑依"した武器や防具として使用された場合でも経験値が入るし、使っているプレイヤーにとっては、絶対に壊れない強力な武器や防具として使用可能なので、積極的に使っていきたい。
  ただし、自分の憑依アイテムに憑依しているプレイヤーが誰なのかはわからないし、自分が憑依アイテムとして装備されているときの本体の詳細なステータスや、他に憑依アイテムを装備しているのかどうかはわからない。この点が改良されれば、コミュニティツールとしてもっと面白いものになるだろうと感じた。
  面白いのは、何かに憑依したままログアウトしてもかまわない点。たとえば誰かの盾となったままログアウトしても、次回ログインしたときには、ログアウト中の経験値が手に入る。今回の記事中では触れていないが、ログアウト中にも活動が出来るマリオネットやゴーレムショップなどと同様、プレイ時間以外にも楽しめるツールとして活用しよう。

 編集部のプレイヤーも、早速"憑依"を試してみた。初期装備のシャツではだれも拾ってもらえないので、奮発して可愛らしいワンピースを購入!"憑依"状態で、道端に"落ちて"みた。
  何人もの旅人たちが、見向きもしないで通り過ぎていく。ちょっと寂しくなってきたとき、一人のドミニオンが拾ってくれた! うれしい! 思わず「拾ってくれてありがとう」と声をかけたくなった。
  それからしばらく、そのドミニオンとチャットをしながら、たまには回復役としてフォローしながら冒険を続けていった。しばらくの後、彼女は落ちるというので街の入り口に脱ぎ捨ててもらい、別の人が拾ってくるのを待つことに。やがて別の人が拾って冒険へ。そしてまた次の冒険へ。
  プレイしていないときも誰かの役にたつのはうれしいもので、一言告げてそのままの状態でログアウト。今頃きっと、どこかで誰かを守ってると思うと、プレイしていない時も、なんとなく心がゲームの中へ向かうのが面白い。ログアウト中にもかかわらず、むしろゲームの中が気になってしまう。
  気になって気になって仕方がないので、またログインしてみた。おや? あれ? あー! ひどい!! 見たこともない雪原のど真ん中に投げ捨てられてた!
いよいよ始まる『ECO』。今回の記事の部分ではまだ一次職にすら付いていない駆け出し。まだまだ大冒険が待っている。すでに8月10日(水)からの負荷テストを兼ねた第2次テスト開催も決定し、8月8日(月)から募集が開始される。また、8月17日(水)には、初のユーザーを交えたカンファレンスも開催される。アクロニアの旅は、もう目の前だ。
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