2009年12月15日(火)に発売となる、オンライン海洋冒険RPG『大航海時代 Online』の新たな拡張パック『大航海時代 Online ~El Oriente(エル・オリエンテ)~』(以下、『El Oriente』)の内容を、12月9日(水)にコーエー本社で実施された「プレス向け先行試遊会」で一足早く体験した。
『大航海時代 Online』は、大航海時代を舞台に冒険を繰り広げていくオンラインゲーム。プレイヤーは、発掘家や地図職人、生物学者、船大工といった様々な職業に就くことができ、「冒険」「交易」「戦闘」という3種類の航海者レベルを上げていく。
艦隊戦や遺跡調査、交易品の取り引きなど、大航海時代ならではの要素が多数盛り込まれているのも特徴だ。
『El Oriente』では、ジパングを含む東アジア海域が開放され、西欧とジパング間での交易「南蛮貿易」や、船の一隻を副官に任せる「副官船長」、新たな戦闘システム「甲板戦」などが実装される。
今回はその変更点それぞれに触れることができたので、お届けしていこう。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます
| ピラミッドの「遺跡ダンジョン」を探索!バトル方式にも変化が |
まず、『El Oriente』で新しく実装されるギザのピラミッドの「遺跡ダンジョン」に、パーティを組んで挑戦してみた。こちらはソロでも挑戦可能だが、複数のプレイヤーでパーティを組んだほうが攻略しやすくなり、より楽しむことができる。
ギザのピラミッドの「遺跡ダンジョン」内部に侵入すると、薄暗く広がった空間に敵キャラクタである「盗掘団員」が出現。同ダンジョンでは、階層ごとに敵キャラクタを倒し、落ちている宝箱からアイテムを入手して、パーティリーダーが特殊なオブジェを調べることで次の階層へ進める。
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| ▲こちらがギザのピラミッドの「遺跡ダンジョン」の入り口 |
▲内部には敵キャラクタ「盗掘団員」が出現。パーティメンバーと協力して戦っていく |
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| ▲宝箱から入手できるアイテムは、自動的にパーティメンバー内で山分けされる |
▲敵をすべて倒したあと、このオブジェをリーダーが調べれば次の階層へ移行 |
なお、戦闘システムに関しても『El Oriente』ではリニューアルされている。今までは戦闘中、プレイヤーキャラクタや敵キャラクタがその場を動かずに攻撃を繰り出すというものだったが、今回より戦闘中に周囲を動き回ることが可能になった。
そのため、体力が減ってピンチになったら逃げ回り、敵の攻撃を避けつつ、回復を行うというプレイ方法も可能だ。ただし、「遺跡ダンジョン」では、戦闘後に体力がある程度までしか回復せず、非戦闘時の回復や、時間経過による自動回復は無い。おまけに一定時間ごとに最大体力が徐々に下がっていくので、奥の階層へ行くほど上手く敵の攻撃をよける必要があるだろう。
さらに今回より、戦闘中に「テクニック」を使用できる。テクニックは、敵に攻撃を仕掛けたり、敵の動きを止めたりするといった、戦闘を補助してくれる技のようなもの。
今回筆者が使用したキャラクタの場合は、アイテムの効果を高める「アンプリファイ」や、敵の動きを止める「アンクルスネア」、アイテムの効果範囲を上げる「ブロード」など、多彩なテクニックが使用できた。使用できるテクニックはランダムで決定され、パーティメンバーの行動によって上昇する「テクニックゲージ」を上昇させることで、より強力なテクニックが使用可能となる。
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| ▲画面右下に、使用できるテクニックがランダムで表示されていく。画面上部のゲージを上昇させれば、さらに効果の高いテクニックが出現することになる |
▲テクニックは様々な種類がある。こちらはナイフを使用した攻撃技だ |
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| ▲商人の場合、アイテムの効果をより高めて仲間をサポートできる |
▲冒険者の場合「導火線式火炎薬」など、強力なダメージを与えるテクニックも用意されている |
ちなみにギザのピラミッドの「遺跡ダンジョン」が実装された段階では、地下3階の部分までしか探索できないが、今後はある条件を満たせば地下4階以上あるダンジョンも探索できるようになるという。今回のプレイでは地下3階までを探索し、最後には「盗掘頭」というボスキャラクタが登場した。
「盗掘頭」は非常にすばしっこく、こちらがダメージを与えようとしても逃げ回り、なかなかダメージを与えられない。そこで、アイテムの効果を高める「アンプリファイ」のテクニックなどを駆使して何とか倒すことに成功した。
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| ▲地下3階で出現した「盗掘頭」。攻撃力が高いうえに、こちらの攻撃はなかなか当たらないという厄介な相手だった |
| 副官を「船長」に任命して戦略性アップ! 新バトル「甲板戦」も |
海戦に関しては、今まで育ててきた「副官」を「副官船長」に任命することが可能になった。これにより、副官が操縦する船と合わせて2隻での航海ができる。
沖合いに出ていれば、副官の船と自分の船を交換することができる。例えば、スピードの速い船を自分が操縦し、戦闘に強い船を副官に操縦させれば、スピードの速い船で移動し、戦闘に突入する直前に強力な船に切り替えるといった戦略も可能なのだ。
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| ▲2隻以上船を所持し、条件を満たしていれば、副官に船を任せることが可能になった |
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| ▲副官の船はプレイヤーの船のあとを追いかけてくる。沖合いであれば、副官の船と自分の船を交換可能だ |
戦闘において副官は、自動的に敵の船へ攻撃を仕掛けてプレイヤーをサポートしてくれるが、「がんばれ!」「守れ!」といった大まかな指示も出せる。
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| ▲スキルを発動して回復などを行ってくれたり、敵の船を攻撃してくれる |
また今回から追加された新しい戦闘システム「甲板戦」も体験した。「甲板戦」は、艦隊のリーダー同士が白兵戦を行ったときに発動し、艦隊に所属するプレイヤーがパーティとなって、相手艦隊のメンバーと戦闘を繰り広げていくことになる。
相手となるのはどれもプレイヤーなので、攻撃をよけて逃げ回ったり、状態異常を起こすテクニックを使用されたりと、かなり苦戦。なんとか勝利を収められたが、CPUが操作するキャラクタよりも、さらに戦略性の高いバトルを楽しめるのは間違いない。
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| ▲甲板を舞台に戦う「甲板戦」。なお、バトル突入時に戦闘不能になっていたメンバーは参加できない |
| 日本料理、着物、特殊造船から南蛮貿易まで “日本”を堪能 |
日本をはじめとする東アジア海域が登場する。今回は、江戸の街に上陸し、造船に関する新要素「特殊造船」や、貿易の新要素「南蛮貿易」などを体験した。
それに加えて、戦国武将の「伊達政宗」に謁見できたり、日本ならではの料理やアイテムなどを購入することもできた。ここでは各要素について紹介していこう。
他国で入手した交易品と、日本独自の交易品を交換することができる貿易。火縄銃や酒、柚子などを入手でき、これを他国にもっていくことで大きな収入を得ることができる。
また、「南蛮貿易」独自の要素として、需要の高いアイテムを出すことによって、「貢献度」が上昇していく。貢献度を上げることで、「伊達政宗」をはじめとする有力者からアイテムをもらうことができるのだ。
需要は、戦の際には武器など、その時の情勢によって変化する。会計スキルがあれば交易情報を参照できるので、どんな品物が喜ばれるのかを見極めよう。
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| ▲外国で入手した「ガラス細工」などを渡すことで南蛮貿易が開始 |
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| ▲日本独自の貴重なアイテムを得られる |
▲街の状況に合わせて、どんなアイテムを出すかを考慮しよう |
船を新しく造る際に選べる上級コマンドの、「特殊造船」が大きく変更された。リニューアルされた「特殊造船」は、ベースとなる「船体」を選択して船種を決定した後、帆や大砲などを所持している材料から自由に選択して取り付け、自由なカスタマイズを可能にする。
各パーツを選択後は、船の「最大容量」を選択。容量を増やせばたくさん荷物を積める代わりにスピードは落ち、逆に容量を減らせば積める荷物の量が減少し、スピードが増加する。
各項目を決定すれば、後は通常の船を造る「新造」と同じく、何日かの日数が経過すれば完成となる。
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| ▲今回は、「日本前」「巡航型日本前」という2種類の船種からひとつを選択できた |
▲パーツをカスタマイズして、耐久度や旋回性能などを強化していく |
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| ▲スピードをとるか、交易のために積荷の量を多くするか、悩みどころだ |
▲お日本では、独自の技術で造られた「菱垣廻船(ひがきかいせん)」を購入することもできる |
街の中には、戦国大名「伊達政宗」のお屋敷があり、謁見できるだけでなく、条件を満たしていれば各レベルの上限を70まで引き上げてくれる。
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| ▲街中に、非常に立派な佇まいの日本家屋が建っている。ここが伊達政宗の住居なのだ |
▲伊達政宗に話しかけることで、レベル上限が70にアップした。将来的には他にもイベントが用意されるかも? |
道具屋では、「着物」や「かんざし」、「草履」など、日本特有のアイテムを購入できる。着物を装備すると「座る」のモーションが専用の“正座”に変化するなど、細かい演出も行われている。
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| ▲男性用、女性用として、日本ならではの着物や帽子などがそれぞれ用意されている |
▲着物やかんざし、草履を装備すれば、江戸の街を行く人々と同じスタイルに |
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| ▲こちらは羽織を装備した様子 |
▲着物を装備すると、きちんと正座する |
さらに酒場では、「日本酒」「抹茶」「刺身」「うどん」といった日本料理を注文することも可能。このように、日本らしい要素が多数取り入れられているのだ。
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| ▲日本料理を注文することが可能。「芋の味噌田楽」や「海草の味噌汁」といった珍しい料理もある |
| リニューアルされた陸上戦や「副官船長」で、戦略性がアップ |
今回のプレイを通じて、戦闘中にキャラクタを移動させられるようになった新しい戦闘方式が、戦略性をかなり高めていると感じた。
従来と違い、攻撃しては離れるというヒット&アウェイが可能なほか、敵も同じく攻撃を避けるので、戦闘に予測不可能なスリルと楽しみが生まれている。さらに、通常攻撃やコンボ攻撃に加えて、新しく「テクニック」が登場したことも、より戦闘の幅が増した要因と言えるだろう。
また、「副官船長」を任命し、船を状況に応じて使い分けたり、副官の船に援護させたりということも可能となった点や、前述した新しい戦闘方式による「甲板戦」なども加わって、「海戦」についてもさらに戦い方の幅が広がっている。
そんなわけで、拡張パック『El Oriente』では、『大航海時代 Online』の戦闘部分によりアクティブさが加わっている。ぜひ、生まれ変わったと言って過言ではない同作を体験してみてほしい。
◆『大航海時代 Online ~El Oriente(エル・オリエンテ)~』
メーカー:コーエー
対応機種:プレイステーション3 / Windows PC
発売日:2009年12月15日(火)予定
価格
<ブルーレイ/DVD版>:6,090円(税込)
<ダウンロード版>:スターターチケット 4,515円(税込) / アップグレードチケット 2,940円(税込)
【パッケージ版収録内容】
・ゲームクライアント用ディスク
・解説書
・プレイ期間30日付きゲームプレイ用シリアルナンバー
・「プレミアムシリアルナンバー付き神話カード」5枚 |