新作紹介
 
絶対に避けたい未来がある。『ディスガイア インフィニット』PSNに登場

2009.09.17

関連URL:『ディスガイア インフィニット』公式サイト
 
 日本一ソフトウェアが放つやり込み型シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』(以下、『ディスガイア』)。そして同社の、幽霊となったウィリアム王子を操作して謎を解いていくテキストアドベンチャーゲーム『インフィニットループ 〜古城が見せた夢〜』(以下、『インフィニットループ』)。
 これら2作品の“いいとこ取り”な、夢のタイトルが「PlayStation Store」ダウンロード専用ソフトとして登場する。タイトルは、『ディスガイア インフィニット』。


 本作は、登場キャラクタや舞台設定、ストーリーの破天荒さなどは『ディスガイア』のものを踏襲。システム面として、『インフィニットループ』の、何度もループする世界を舞台に登場キャラクタに“憑依”して新たなストーリー展開を読み解いていくというものを採用した作品だ。

 今回は、ゲームの登場キャラクタやストーリー冒頭部分を紹介。そして、本作の核となる「憑依システム」について解説していこう。

▲魔界などを舞台に、魔王ラハールたちが活躍していく、人気やり込み型シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』 ▲幽霊となったウィリアム王子が、様々な人物に憑依して謎を解いていく『インフィニットループ 〜古城が見せた夢〜』

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

プリニー、“刻渡さん”、お馴染みレギュラー陣も出演
 本作では、『魔界戦記ディスガイア』でお馴染みのザコキャラクタ「プリニー」が主人公。新キャラクタ刻渡時計(ときわたりのとけい)とともに、新たなストーリーを描いていくことになる。

◆プリニー<CV:間島淳司>◆
 生前に罪を犯した人間の魂が宿った魔物。罪を償って転生をするために働いており、魔界ではメジャーな雑魚キャラクタ。その性格や好みは、個体によって異なるが、厳しい労働環境でもそれなりに手を抜いて働けるという、全体的にテキトーな性格。
 今回の主人公であるプリニーは、魔王城に住み込み、エトナに雇われている中の1体。「刻渡時計」を偶然手にしたことで、一連の出来事をやり直すチャンスを得る。
▲幽体離脱したプリニーは魔王城の様々な人物に憑依し、給料カットの“悲劇”を未然に防ぐことに…

◆刻渡時計(ときわたりのとけい)<CV:落合祐里香>◆
 機能停止した状態で、ラハールの部屋に転がっていた特殊な懐中時計。通称“刻渡(ときわたり)さん”。
 登録されたユーザーの強い願いを受信すると、保存していたユーザーの魂情報を元に、その特定時刻まで対象の魂を引き戻すなどの機能を有した、高性能でご都合主義なアイテム。今回はプリニーが起動したため、プリニーを自動的にユーザーとして設定した。
 「○○ですじゃ」「○○してくださいませ」など、特徴のある口調で話し、「いちいち説明的な台詞でしゃべるのは仕様です」とは、本人談。
▲時をループする、不思議な能力を秘めた“刻渡さん”。口調は少しだけ妙だが、主人公であるプリニーの頼もしい相棒となってくれる

◆ラハール<CV:水橋かおり>◆
 父・魔王クリチェフスコイ亡き後、魔界の覇権をにぎった若き魔王。オレさま主義で、わがまま、自分勝手、自己中心的な性格をしている。
▲家来の楽しみを奪うという、魔王に相応しい冷酷さ…と言っても、食べ物の話ですけどね

◆エトナ<CV:半場友恵>◆
 ラハールの家来。するどいツッコミ能力と、でっかい野心、並の魔王を軽くしのぐ実力の持ち主。大のスイーツ好きで、プリニーに無理やり調達させたり、通販でお取り寄せしたりして満喫している。ラハールとの付き合いが長く、お互いの考えも推測がつくため、時にはけん制しあう場面も。
▲プリニーの雇い主であり、いつも彼らを虐げているエトナ。本作ではどんな仕打ちを…?

◆フロン<CV:笹本優子>◆
 「魔王暗殺」のために魔界にやってきた元天使見習い。『ディスガイア』の本編でいろいろあり、すったもんだの末に“堕天使”として魔界で過ごすようになった。天然ボケで、愛がすべてを解決すると信じる「愛マニア」な面があり、周囲とズレているところも多いが、本質を見極める目は確か。現在、天使昇格の一次試験をパスしたため、堕天使あらため、天使「仮免」中である。
▲フロンは天使への復帰を着々と準備中。本作でも“愛マニア”っぷりは顕在なのか!?

◆ゴードン<CV:飛田展男>◆
 地球の危機を救うため、魔界に乗り込んできた地球勇者。ラハールに負けて以来、彼の家来になってしまった。アメリカンなヒーローらしく、白く輝く歯や暑苦しい行動がチャームポイント。
▲笑顔の眩しい地球勇者・ゴードン。彼は一連の事件とどんな関わりを見せるのだろうか

◆ジェニファー<CV:斎藤千和>◆
 地球勇者ご一行の紅一点(?)で、マーシャルアーツの使い手。優れた科学者としての見識も持っており、彼女やゴードンの仲間であるロボット「サーズデイ」を5歳の時に作り上げた。レギュラー陣唯一の“ムチムチボディ”の持ち主でもある。
▲ラハールの苦手な“ムチムチ”をお持ちの彼女。時にはきわどい発言も…!

◆サーズデイ<CV:落合祐里香>◆
 地球勇者ご一行の万能型無敵ロボット。高機能なセンサーや移動ユニット、演算コンピュータを積んだ、夢とロマンいっぱいのメカ。戦闘能力も高く、核攻撃から自爆までこなすほど。開発者のジェニファーによって日々改良が施され、今なお進化中だ。
▲超高性能なロボサーズデイ。彼の能力が、事件解決に一役買ってくれるかも?

殿下を“暗殺”した犯人は一体…そしてプリニーの給料は!?
 本作の物語は、ラハールの魔王城を舞台に進行していく。時間に応じてストーリーが進むことになるが、主人公のプリニーは「刻渡さん」の力によって時間軸をループして行くことになる。
 ここでは、プリニーが「刻渡さん」と出逢い、本格的にストーリーが始まるまでの、冒頭部分のあらすじを紹介しよう。

【魔界07時】
 魔王ラハールが君臨する魔王城で働く一匹のプリニーは、ラハールからじきじきに「エトナが入手した超限定で超人気の超美味いプリン」を奪ってくるように命令される。が、「そんな厄介なことには関わりたくないッス!」と考えたプリニーは、自分の本来の仕事「ラハールの寝室の掃除」をすることにした。
 掃除の途中、プリニーはラハールの部屋には不似合いな「懐中時計」を発見。針が止まったままの時計をいじり、ねじを回してみると…懐中時計が動き始め、それに連動するように突然プリニーの脳裏に声が響き渡る。
「ユーザー情報を確認。魂のセーブを始めますから、動いてはダメですじゃ」
 「変な口調ッスけど、可愛らしい声ッス」と思った矢先、プリニーの意識は急激に闇に吸い込まれてしまう。

▲エトナが手に入れたとっておきのプリンを強奪するように命じられたプリニー。当然そんな恐ろしいことには首を突っ込まないのが吉だが…

【魔界時間08時〜09時】
 「……起きんか、こら!」
 不思議な声を聞いてから、どれくらい経っただろう。気絶していたらしいプリニーは、ラハールにたたき起こされる。エトナのプリンを強奪しにも行かず、掃除をほったらかしにして寝ていた(ように見えた)プリニーに、ラハールの一喝が飛ぶ。
 怒られたプリニーは、慌てた勢いで寝室の窓から城外の、はるか下方の地面へと落下、再度意識を失ってしまう…。

▲勢いあまってプリニーは窓から落下してしまい、再度気絶してしまう

【魔界時間XX時】
 本日2度目の気絶から何とか目を覚ましたプリニーだったが、落ち着く間もなく、あたりに爆発音がとどろく。魔王城を振り仰げば、ラハールの寝室付近から、もうもうたる黒煙が。
「これは暗殺だ!オレさまが暗殺されたぞ!」
 間髪入れずに、ラハールの怒声が聞こえてくる。

【魔界時間XX時】
 「暗殺された(?)本人が叫ぶのって、どうなんスか?」という疑問はともかく。“ラハール暗殺(未遂)事件”解決のために城内の関係者が集められる。

 一同が固唾を呑む中、被害者本人(ラハール)が超推理を発動!推理によると、なんと犯人は城内に多量にいるプリニーのうちの誰かだという。犯人が名乗り出るならよし、名乗り出ないのなら、プリニー全体に対して「給料カットの刑」を科すと、ラハールは高らかに宣言する。それでも犯人が名乗り出ないなら、「給料マイナスだ!」と更に語気を荒げる。給料マイナスとは、すなわちラハールに金を支払うということ。今以上の過激な搾取を想像したプリニーの胸に、絶望感がよぎる。すると、あの声がまた頭の中でささやいてくる。
「人生をやり直したい、という強い願いを感知。刻渡時計、発動ですじゃ」
 声とともに、プリニーは三度目の気絶に到る。

▲大爆発により、魔王ラハール暗殺…って、本人はピンピンしてますけどね

【再び、魔界時間07時】
 目を覚ましたプリニーは、気絶している自分の体を幽体状態で見下ろしていた。どうやら懐中時計「刻渡時計」の力により、ラハールにたたき起こされる前の過去に、プリニーの魂だけが引き戻されたようだ。

 刻渡時計が語るには、この状態のプリニーは城内の人物たちに憑依し、その思考に介入することができるらしい…つまり、今の能力を巧く活かせば、“ラハール暗殺(未遂)事件”の犯人を突き止め、事件自体を未然に防ぐことが可能ということだ。

 給料カットと言う最大の悲劇を回避するため、時をかけるプリニーの孤軍奮闘が始まる。が、なにせここは魔王城。ラハールが「エトナのプリン」を求めて動いているのをはじめ、城内の人物は自分の目的のために勝手気ままに動いているのである。プリニーの事件調査も一筋縄ではいかないようだ。

▲時間をループするという、すごい能力を手に入れたプリニー。給料を賭けた冒険が、いま始まる!

他人への“憑依”を重ねて謎を暴け!独り言も盗み聞き…!
 幽霊状態となったプリニーは、歩いて自由に城内を散策することはできず、誰かに憑依して行動する「憑依システム」を駆使する必要がある。憑依していれば、その人物の行動や、他人との会話などを見ることができるのだ。
 憑依が可能な対象がいる場合、会話中などに「Lボタン」または「Rボタン」を押すことで憑依の対象を変更することも可能。次々と憑依対象者を変更し、さまざまな人物の行動、会話などを把握していくことになる。

 なお、いつ、誰に憑依するかによってストーリーはどんどん分岐し、シナリオもそれに伴って変化。少しずつ場内の様子を把握しながら真相に近づき、事件を解決へと導いていこう。

▲誰かに憑依中、別のキャラクタに憑依しなおすこともできる。この場合、ラハールからエトナに憑依対象を変更したことになる
▲憑依対象者を複数選択できる場面も登場する

 なおこの「憑依システム」を使えば、憑依したキャラクタが1人きりの時に発する独り言や、心の中で思っていることなどをバッチリ聞けてしまうのだ。
 すなわち、『ディスガイア』キャラクタの今まで語られなかった細かい部分なども垣間見ることができたり、ほかのキャラクタに対して心に抱いていることなども判るのである。これは『ディスガイア』ファンにとってはたまらないポイントなのではないだろうか。

 今回は、キャラクタたちが独り言を呟いているシーンや、心の中で抱いている思いを確認できるシーンを一挙紹介しよう。
 ちなみに本作では、背景が3Dグラフィックで新たに描き起こされていたり、『ディスガイア』では描かれていなかった魔王城の部屋なども登場しているので、キャラクタの背後もじっくり観察してほしい。

【独り言 編】
▲なんと、あのラハールがエトナの心配を…!? 案外家来思いなのかも ▲“次回予告”を邪魔したゴードンに怒りを燃やすエトナ。怖い…
▲エトナに憑依すれば、物語の重要なキーワードの1つ「限定プリン」の隠し場所が判る? ▲何かラハールにひどいことをされたらしいフロン。彼女が大好きな“戦隊モノ”DVDの話題も

【心の声 編】
▲ラハールとエトナに対する愛情を抱いているフロン。何だかんだ言って、良いトリオかも ▲言葉には出さないが、ゴードンたちの心遣いに、内心で敬意を表しているラハール

キャラクタイラストが、アニメのようにクルクル変化
 『インフィニットループ』の特徴の1つに、登場キャラクタのイラストが、会話に合わせてまるでアニメのように滑らかに変化するという点があったが、本作でもその特徴を再現。会話に合わせてラハール達のバストアップイラストが、アニメさながらにクルクルと変化する。


 キャラクタのバストアップイラストは多数用意されている。髪型が変化したり、微妙に表情が変わったりと、非常に細かい違いも描き分けられているので、隅々まで注目してほしい。中には、フロンが“戦隊モノ”のお面をかぶっているというユニークなものまである。

【プリニー】

【ラハール】

【エトナ】

【フロン】

【ゴードン】

【ジェニファー】

巨大ロボ対決に、浜辺で追いかけっこ!?ドット絵によるイベント
 本作ではバストアップイラストによる会話シーン以外にも、ドット絵で表現されるデモシーンが登場。その内容は、キャラクタ同士が武器を交えて対決したり、ちょっとエッチだったり…。
 中にはラハールとフロンが巨大ロボに搭乗して対決したり、ラハール&エトナのカップルが浜辺で追いかけっこを行う、なんていうものも。とにかく突っ込みどころ満載のネタだらけなので、『ディスガイア』ファンは注目!

▲画面中央に表示されるフィールドを舞台に、キャラクタ同士の激しいバトルが展開!
▲ラハールとフロンが巨大ロボに乗り込んで対決。よく見ると、PS2『ファントム・キングダム』に登場した「超合金ロボスーツ」と「戦艦良綱」だ!
▲殺伐とした追跡が、いつの間にやらラブラブな追いかけっこに変化!?
▲ご飯にします?お風呂にします?それとも…おもわずゴードンも絶句です

イラストレーター描き下ろしイラストも公開しちゃいます!
 本作では、著名なイラストレーターによるイラストも使用される。今回は、魔界戦記ディスガイア3でもリザルト画面などのイラストを手がけた石川ひできさんと、『インフィニットループ』のキャラクタデザインを担当した不破大輔さんのイラストを紹介しよう。

【石川ひできさん イラスト】
【不破大輔さん イラスト】


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■関連リンク
日本一スタジオBBS
『ディスガイア インフィニット』公式サイト

『ディスガイア インフィニット』
ハード: プレイステーション・ポータブル
※PlayStation Storeダウンロード専売
メーカー: 日本一ソフトウェア
ジャンル: ループ型テキストアドベンチャー
配信予定日: 2009年11月1日(日)
価格: 2,500円(税込)
プレイ人数: 1人
CEROレーティング: 「A」(全年齢対象)
キャラクターデザイン:原田たけひと
音楽:佐藤天平

(C)2009 Nippon Ichi Software,Inc.

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