『蒼い海のトリスティア ~ナノカ・フランカ発明工房記~』発明と街づくり詳報!
2005/05/30

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 カワイイ新米発明工房士・ナノカがさまざまなアイテムを生み出して、寂れた街を発展さてていくPS2のアドベンチャー『蒼い海のトリスティア ~ナノカ・フランカ発明工房記~』(以下『蒼い海のトリスティア』)。本作のベースとなるPC版を手がけた工画堂スタジオとPS2版を発売する日本一ソフトウェアの強力タッグによる本作は、いよいよ2005年8月11日(木)に発売されることが決定した。

 舞台となる海洋都市・トリスティアで巻き起こるさまざまなイベントに、ナノカの手による「アイテムの発明&販売」というシミュレーション要素が加味された『蒼い海のトリスティア』。「カミングスーン」での紹介第2回は、トリスティアの街並みやイベントとともに、ゲームの核となるシミュレーション要素を重点的に解説する。アイテム誕生までの道程や製造できるアイテムの紹介、街にオープンするお店の種類などのほか、ナノカやネネ、フォーリィといった魅力的な女の子たちのイベントシーンもピックアップ。前回よりもさらに踏み込んだプレイ情報をお伝えするぞ。

 なお今回はゲームの具体的な内容を中心に紹介するので、前回の第1弾情報でゲーム概要やキャラクタ情報をを再チェックしてから今回の記事をチェックすることをオススメする。

■海洋都市「トリスティア」の8つのエリアを発展させよ!
 本作の舞台となる街は、古来より海上貿易都市として栄えてきたトリスティア。だが、かつての栄光は過去のものとなっており、都市の再興をナノカの祖父である伝説の発明家「大工匠プロスペロ・フランカ」に依頼する。だが、この街にやって来たのはプロスペロの孫娘で14歳のナノカ。最初は「すったもんだ」があったものの、街の住人たちはナノカに復興を託すのだった。

 一面を海に囲まれたトリスティアは、街全体が大きく8つのエリアで構成されている。8つのエリアは、街の中心に位置する行政区「中央広場」に4つの商業地域「職人通り」「海岸通り」「西通り」「トリスティア港」、そして10年前に襲来したドラゴンの骨格と犠牲者の慰霊碑がある「ドラゴンの記念碑」、ドラゴンに破壊されて荒地となった「クラン通り」、さらに市民の憩いの場所「森林公園」となっている。
 ゲームでは8つのエリアのうち、「中央広場」「職人通り」「海岸通り」「西通り」「トリスティア港」の5地域を中心に繁栄させていくことがポイントとなる。それぞれのエリアには「観光客がたくさん訪れる」「商人の動きが活発」「腕のいい職人が顔を揃えやすい」などの特徴があり、「どの地域のお店に何を売るか?」や「どの地域から発展させていくか?」という復興計画を立てながら街興しを行っていくことになる。

 どのエリアから中心に繁栄させていくのかはプレイヤーの自由。だが、街の発展はナノカが発明するアイテムと密接に絡んでいるので、さまざまな要素を慎重に検討して都市計画を実戦していこう。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

トリスティアを形成する8つのエリア
中央広場 ドラゴンの記念碑 クラン通り 森林公園
海洋都市・トリスティアの中心部。行政を司る市庁舎のほか、ナノカを何かと手助けしてくれる司祭・レイグレットが仕えるリュナント神殿もある 街の北部に位置する。10年前、トリスティアに大災禍をもたらしたドラゴンの骨格と、その時の犠牲者を追悼するメモリアル・モニュメントがある ドラゴン襲来で一番被害を受けた地域。この場所は徹底的に破壊されたために復興から取り残されており、現在は荒地と化している トリスティアの大半が整備されている中、他のエリアとは一風異なる緑豊かな公園。広大な面積を持ち、市民の憩いの場所となっている
       
職人通り トリスティア港 西通り 海岸通り
鍛冶屋や仕立て屋など「ものづくり」を得意とする職人たちが集まるエリア。ナノカが構える「プロスペロ発明工房」もこのエリアにある 渡来品が集まるトリスティア玄関口。魚屋や八百屋といった生鮮食料品のほか、貿易関係者や旅人などに関連する施設が充実しやすい トリスティアのメインストリート。ホテルやレストラン、食料品店や雑貨店などいろいろな店が集まる。街の発展の目安に最適かも? オシャレな雰囲気が漂うトリスティアナンバーワンの観光スポット。ショッピングやデートに似合うお店が出店する事を期待しよう
 
■活気溢れてお店も繁盛!街を彩るショップが出現
 街が発展するためには、お店の繁栄が欠かせない。ナノカが発明したアイテムをお店に売り込み、そのアイテムがお客に売れてお店が儲けるまでには時間がかかる。焦らずにこつこつとアイテムを発明して売り込んでいくことが大切だ。「食堂」や「酒場」といった人が集まりやすいお店は比較的繁盛しやすいので、序盤ではこういったお店向けのアイテムを発明していくといいだろう。
 お店には「レベル」という概念が設定されている。お店は、買い物をしたり発明品を販売することによって人気がアップする。レベルは3つの段階が設けられており、レベルアップするとマップ上のお店が増改築を行い、今までよりも大きなお店に変貌する。そして最終段階のレベル3になると立派で豪華な外観となり、収益も大きなものになる。またお店がレベルアップすると新しいアイテムが入荷したり、同じジャンルでより細分化された専門店がオープンする(「食堂」から「喫茶店」や「ラーメン屋」がオープン)などの発展が行われる。

 トリスティアのお店は、街の復興度合いを測る「観光度」「商業度」「工業度」「工芸度」の4つのパラメータと密接に関連している。「観光度」はホテルやレストラン、「商業度」は八百屋やパン屋、というように「お店の業種」によってどのような産業が発展していくのかが決定される。観光都市を目指、商業都市を作り上げる、全体のバランスが取れた都市を構築する、というような街の将来像を見据えつつ、お店を繁栄させていこう。

 
「トリスティア」に誕生する主なお店
ホテル 宿屋 レストラン
八百屋 魚屋 パン屋
大工 鍛冶屋 石工
肉屋 彫刻家 家具屋
 
■ナノカの本領発揮!発明工房でアイテム誕生!
 ゲームでは、ナノカは、トリスティアに降り立った3月1日から翌年の2月末までの1年間以内に街を一定の規模まで復興させることが目的となる。

 イベントは1日ごと進行し、毎日「朝」「昼」「夜」という3つのターンをこなしていく。各ターンではアイテムの研究や材料購入、アイテムの製作などを行っていく。そして完成アイテムを売り込み、それに起因する街の発展を確認しながら新たな発明資金を稼いでいくのだ。
 実際のプレイでは、アイテムの「研究」「製作」「販売」の3つの行動を繰り返していくことが中心となる。「研究」では新しいアイテムを作るための「レシピ」の作成を行い、その「レシピ」をもとに材料を用いてアイテムの「製作」を実践する。そして完成したアイテムを、そのアイテムを必要とするお店に「販売」していく。
 どのようなアイテムを発明・製作するのかは、基本的にプレイヤーの自由となり、優先的に発展させたいエリアのお店が必要とするアイテムの製作を手がけていけばOKだ。そしてこのほかにも、住人たちがナノカに新たなアイテムの製作をお願いする「製作依頼イベント」が用意されている。この依頼には期日が設定されており、成功すると多大な資金を獲得できるが、期日内に製作できないと依頼不達成となってしまう。「製作依頼イベント」の中には、エンディングの分岐条件となっているものもあるので、慎重にイベントを進めていく必要があるぞ。

 また「研究」や「製作」、そして「全体マップ移動」の時などでは二頭身ナノカ(チップキャラ)がさまざまなアクションを見せてくれる。チップキャラのアクションはどのようなアイテムを研究、製作するかによって異なるので、いろいろなアイテムを生み出して、楽しいナノカの動きをチェックしていこう。

まずはレシピを作成!「アイテム研究」
 新アイテム発明のための第一ステップは「アイテム研究」だ。
 まずは所有しているアイテムの中から研究するアイテムを選択する。研究の際には「研究費用」と「研究時間」が必要で、「研究時間」は電球の点灯で示される。アイテムごとに設定されている電球の数は異なり、消灯した電球の数が多いアイテムほど、レシピを完成させるのに時間がかかる。そして研究を実行すると1ターンが経過する。
 研究中はナノカのチップキャラの楽しいアクションが堪能でき、研究が終わると新たなアイテムを製作するための「レシピ」が完成する。
 
失敗は成功のもと!「アイテム制作」
 「レシピ」が完成すると、いよいよ「アイテム製作」に取り掛かることができる。
 製作するアイテムには「材料」と1日単位の「製作期間」、そして「成功率」が設定されている。「材料」が手元ない場合は、街のお店で購入するか、その「材料」を「アイテム製作」で製作して入手する。また「アイテム製作」には「成功率」があり、同じアイテムを製作していくことにより、そのアイテムの製作成功率はアップしていく。
 アイテムの制作シーンは「アイテム研究」と同様、チップキャラによるアクションが楽しめる。「アイテム製作」に成功すると、そのアイテムをナノカが所有することになる。このアイテムは新たな材料として使用したり、必要とするお店に販売できる。
 「アイテム製作」では、製作に失敗する場合もあるが、たとえ失敗しても製作を繰り返すことで「成功率」はアップしていく。失敗してもめげずにアイテムの製作を繰り返していこう。
 
食べ物から爆発物まで!発明アイテムを紹介
 本作には食べ物や雑貨、機械や書物など多数のアイテムが登場する。アイテムには、お店で最初から販売されているもの、ナノカが発明したことによりお目見えするものなどがある。ゲームの進め方によっては出現しないアイテムも当然あり、この「アイテムをいかに多く発明する」という点も『蒼い海のトリスティア』を楽しむポイントといえる。
 ここでは登場するアイテムのごく一部を紹介する。ナノカの発明によって登場するアイテムに関しては必要な「材料」も掲載するので、ここからも「アイテム製作」の内容を掴んで欲しい。
獣肉 スイバ 南国風ビックリステーキ トロピカルバーガー
いろいろな獣の肉の塊。肉屋での購入、販売が可能 料理に用いる香草。八百屋での購入、販売が可能 ボリューム満点のステーキ。「獣肉」×1で製作可能。飲食店に販売できる 南国をイメージするハンバーガー。ハンバーガー屋に販売できる
グラス 火薬 トリスティアングラス リフレッシュ花瓶
ポピュラーなガラス製のグラス。雑貨屋での購入、販売が可能 危険な爆発物。問屋での購入、販売が可能 お土産などに適した「トリスティア」製のグラス。雑貨屋などに販売できる 花が枯れにくい花瓶。雑貨屋などに販売できる
珈琲メイカー 天然色印刷機 爆発物の研究書 E型鉄鋼構造設計書
美味な珈琲を入れることができる機械。「鉄の塊」×1で製作可能。飲食店に販売できる 色鮮やかなフルカラーの印刷機。「鉄の塊」×5+「オリハルク」×2で製作可能。問屋に販売できる 爆発物の研究をまとめた本。「火薬」×2+「スツーカ」で製作可能。問屋などに販売できる E型鉄鋼構造の設計書。「E型鉄鋼」×1で製作可能。新たな研究開発に使用する
 
■悲喜こもごも!「トリスティア」での多彩なイベント
 ナノカはトリスティアの復興のために役立つアイテムの発明を続けていくが、もちろんアイテム発明と街興しだけの生活を過ごすわけではない。フォーリィやネネたちと出かけたり、恋愛相談に花を咲かせたりと、14歳の女の子が体験する「ふつうのイベント」もちゃんと体験していく。これらの出来事を楽しむことも、本作をプレイする上では欠かせない。
 ただしイベントは楽しいことばかりとは限らない。復興までの道のりに思いを馳せることもあれば、時には大きな失敗をして挫折を味わうこともあるかもしれない。楽しいこと、悲しいこと、いろいろなことを体験してナノカが成長する姿を一緒に体験できる点も、『蒼い海のトリスティア』にとって重要なファクターといえる。

 寂れた街の復興に、新米工房士のナノカがチャレンジする『蒼い海のトリスティア』。ゲームのジャンルは「街発展アドベンチャー」となっているが、プレイでは「アイテムの発明&販売」というシミュレーション要素が強く押し出される作品といえる。
 とはいえ、シミュレーション的な「難しさ」や「面倒臭さ」を感じるかといえば、さにあらず。アイテム発明に必要な手順は簡略化されており、初めてのプレイでもそれほど悩まずに本作を楽しめるようにゲーム全体が製作されている。ナノカと一緒に楽しみながら、アイテムの発明と街の復興が行えるだろう。
 復興までの期限である1年間で「どれだけのこと」ができるのか、そしてトリスティアでどのような出来事を体験するのか、本作は期待と夢を膨らましながら楽しめる作品だ。
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