いくつかの王国が存在し、魔法と種族の力が調和していた。
アイシャの国も、そういった諸国のひとつ。
しかし、ある日、アイシャの国が紅蓮の炎に焼かれすべてが灰になってしまう。
目の前の惨劇に成す術もないアイシャ。
彼女はたった一人生き残り、失われたものために涙を流した。
すると、その涙に魂が呼応するかのように、焼かれた人々が灰の中から蘇ってきた。
彼らは記憶も心も生前と変わらず、そして強い使命感と、
アイシャとともにいたいという気持ちを持っていた。
だが、身体は灰で形作られている。
なぜ、灰の身体なのか。
この使命感は何なのか。
それらの理由に答えられるものは誰一人として、この場に存在しなかった。
アイシャは彼らを元に戻すことを誓い、
“灰の戦士たち”とともに、突如姿を見せた炎の謎を解く旅に出る。
そこに、地下深くに封印された古の謎や、未来からの来訪者が待つとも知らずに。 |