新作紹介
 
複数の人物・集団戦が描く
戦争群像劇『ACE COMBAT6』
2007.03.23
関連URL:「ACES WEB」
 
 

 人気フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT』シリーズの最新作『ACE COMBAT6 解放への戦火』が、Xbox 360用ソフトとして登場。立場の異なる複数のキャラクタたちの視点で織り成すストーリー、複数の作戦が同時進行するなど、戦場での群像ドラマが描かれていく。
 さらに、シリーズ初の試みとして、「オンライン対戦&協力」・「ランキング制度」も導入された。

 第1報となる今回は、『ACE COMBAT6』の世界観や搭乗可能な機体、ゲームシステムについてなど、本作の基本情報を紹介していこう。


※画面は開発中のものです。
※画面写真をクリックすると、拡大版を見ることができます。

■戦場を舞う「エース」たち と 戦争下を生きる多くの人々の物語
 本作では、2つの大国「エメリア共和国」と「エストバキア連邦」の戦争を背景に、主人公ら戦闘機を駆る「エースパイロット」たちの戦いが描かれる。主人公が請け負うミッション内での作戦の成否によってリアルタイムに変化し、やがては国家の行く末を決める要となっていく。
 また、本作には両国の将兵や一般市民など、様々な立場で戦争に関わる複数のキャラクタたちも登場。プレイヤーは複数の視点で自分が戦った戦争の姿と、それによって影響を受けた人々の物語を目撃することになる。従来作品における、主人公の主観で展開する手法では描き切れなかった、本格的な戦争群像劇を盛り込んでいるのが本作の特徴のひとつだ。
~小惑星の落下により異なる運命を歩むことになった2つの大国~
 1999年、小惑星「ユリシーズ」は無数の隕石となり、地表へと降り注いだ。被害が少なく復興への道を歩んだ「エメリア共和国」と、経済破綻により内戦状態に陥った「エストバキア連邦」。「アネア大陸」を東西に分ける2つの国家は、この時を境に異なる道を歩むことになる。    

 2015年、「エストバキア連邦」は軍事政権によって再統一がなされ、大陸には平和が訪れたかに見えた。しかし、繁栄を謳歌する「エメリア共和国」の首都グレースメリアの上空に、突如エストバキア軍機の大編隊が来襲する。エメリア空軍は直ちに緊急出撃し迎撃を開始した。

 そんな中、主人公の所属するエメリア東部防空軍 第8航空団 第28飛行隊「ガルーダ隊」にもグレースメリア防空の任務が下された。当初、充分な数と装備を誇るエメリア空軍は、エストバキア軍の奇襲攻撃を一掃するかに思われた。しかし、その直後、謎の空中爆発と共に赤い編隊機が現れ、戦局は一変してしまう……。
■戦闘は 「ドックファイト」 から 部隊同士の「集団戦闘」 へ
 本作で描かれる戦闘は、敵味方の大部隊が独自の判断で展開・激突する「ダイナミック ミッション」システムにより、双方入り乱れての激しい集団戦となる。
 プレイヤーはそのような戦場において功績を上げ、「エースパイロット」として友軍に認められれば、彼らの協力を受けることも可能となる。自軍の要となって勝利へ導くほどの「エース」になれるかは、プレイヤーの腕次第だ。
  戦闘中、友軍に支援を呼びかけたい場合には「支援要請システム」を使用する。友軍の兵器を操るパイロットたちに呼びかけ、支援を求めるというものだ。支援行動に参加できる兵器は、空中で活躍する戦闘機・攻撃機・戦闘ヘリ・大型爆撃機・加えて、戦車や艦隊など多彩な種類が用意されている。中には、敵レーダーに対してジャミング(電波妨害)を行う「電子戦機」のような特殊な機能を持つ機体もある。
■「対空戦闘」「対地攻撃」性能の異なる3タイプの戦闘機が登場
 本作で操作することができる機体は、空中の敵機に対する「対空戦闘」性能と、地上に設置された兵器・施設に対する「対地攻撃」性能の組合せにより、「Fighter」「Attacker」「Multirole」の3タイプに分類されている。ゲーム中では、それぞれのミッション・作戦内容に合わせた機体の選択が重要になる。ここでは、代表的な機体も併せて紹介していこう。
■ Fighter(ファイター:戦闘機)
 対空攻撃に特化された戦闘機。高い機動性を持ち、充実した対空ミサイルでドッグファイトを制する。
□機体名:Typhoon(愛称:タイフーン)
 国際共同で開発された制空戦闘機。カナード翼(前翼)付デルタ翼の制御は高度に自動化され、超音速・亜音速領域共に「タイフーン(台風)」の名に違わぬ、敏捷性を発揮する。
全幅:10.95m/全長:15.96m/全高:5.28m/重量:9,750kg/ 最大速度:M = 2.0/エンジン:9.178 kgf × 2 /固定武装:マウザー27mm機関砲×1/乗員:1名
■Attacker(アタッカー:攻撃機)
 対地攻撃に特化された戦闘機。高い機動性を持ち、強力な対地兵器で地上目標をなぎ払う。
□機体名:Tornado GR.4(愛称:トーネード)
 高速での低空侵攻能力と、短距離離着陸(STOL)を両立した機体。これにより生存性・運用効果など、攻撃機としての総合性能が向上。愛称は「トーネード(大竜巻)」。
全幅:8.60~13.91m/全長:16.72m/全高:5.95m/重量:13,893kg/最大速度:M=2.2/エンジン:7,500 kgf × 2 固定武装:マウザー27mm機関砲×1/乗員:2名
□機体名:A-10A Thunderbolt Ⅱ(愛称:サンダーボルトⅡ)
 多少の被弾は物ともしない頑丈な装甲、大口径ガトリング砲と低高度での優れた運動性で、地上の敵を圧倒する攻撃機。愛称は「サンダーボルトⅡ(落雷)」。
全幅:17.53m /全長:16.26m/全高:4.47m/重量:9.771kg/最大速度:706km/h/エンジン:8,224 kgf × 2/固定武装:GAU-8/A 30mmガトリング砲×1/乗員:1名
■Multirole(マルチロール:多目的戦闘機)  対空戦闘と対地攻撃、両方をバランスよくこなせる戦闘機。豊富な装備バリエーションを持ち、あらゆる状況変化に対応できる。
□機体名:F-15E Strike Eagle(愛称:ストライクイーグル)
 F-15の本格的な対空戦闘能力に対地攻撃能力を備えた派生機。F-15とほぼ同じ外形であるが、大幅な設計変更が行われた攻撃機である。愛称「ストライクイーグル」。
全幅:13.05m /全長:19.43m/全高:5.63m/重量:14,515kg 最大速度:M=2.5/エンジン:12,642 kgf × 2 固定武装:M61A1 20mmバルカン砲×1/乗員:2名
~シリーズ最高の精密さによって描写される機体・ディティール~
 何よりも注目すべきは、登場する各機体の精密な描写だ。機体形状に関してはランディングギア(着陸脚)といったパーツ類も精巧に再現。さらに機体が持つ「質感」も、強い太陽光を照り返すキャノピー(操縦席の天蓋)や、機体表面の微妙な凹凸、ビスの1本1本まで描写されており、各機体の存在感はシリーズ中最高といえる。

  ゲーム中、プレイヤーが多く目にするコックピットも格段の進化を遂げている。各機体の計器パネルの形状はより緻密さを増し、計器類は単なる背景ではなく、プレイヤーの操作に応じて細やかに可動。また、ゲーム画面の視点をコクピット視点にした際の視野がより広くなった為、より快適にプレイを楽しめる。
■Xbox 360の性能が可能にしたリアルな“戦場風景”を自由に飛びまわる
 今回公開されたステージの画面写真は、すべて時間・場所ともにまったく異なるものだが、いずれもリアルな光の表現と緻密な背景描写により、実写と見間違えるほどだ。とりわけ、ステージ毎に違った表情を見せている「雲」は、従来作品では表現し切れなかった微妙な濃淡までも描かれている。機体を操作して飛び回るのが待ち遠しくなるような“戦場風景”だ。
■湾岸都市
ベイブリッジのかかる湾岸都市の中心部に高層ビルが密集している
■雪原地帯
美しい朝焼けが印象的な雪原地帯には多種多様な建物が点在する
■山脈地帯
険しい峰々が織り成す山脈地帯に戦闘機や兵器の姿は見当たらない
■シリーズ初の試み 「オンライン対戦&ランキング」 の導入
 本作では、インターネットを介してマイクロソフトが提供するオンラインサービス「Xbox Live」を利用し、シリーズ初のオンラインプレイを楽しむことができる。詳細は明かされていないが、最大16人同時参加を目指して鋭意開発が行われているという。対戦プレイや、陣営に分かれての「チーム戦」、ひとつのミッションを複数のプレイヤーで攻略する「協力プレイ」なども可能になる予定。そのほか、各モードで高得点を挙げて「ランキング」上位に入賞したプレイヤーには、「世界で唯一の称号」が与えられるといった特典も用意されるようだ。

 さらに、本作の発売に先駆けて関連コンテンツの配信が決定した。「Xbox Live」マーケットプレースにおいて、2007年3月23日(金)より関連コンテンツのダウンロード配信が開始される。 第1弾の配信では「Xbox Live」で各プレイヤーのプロフィールに使用できる「ゲーマーアイコンパック」と「テーマ」が配信される予定。
 
 なお、『ACE COMBAT』シリーズの公式サイト『ACES WEB』に、 3月23日(金)から本作『ACE COMBAT6 解放への戦火』の公式サイトがオープンする。ゲーム内容の紹介に加えて、同サイトでしか見ることの出来ないオリジナルコンテンツが公開される予定となっている。

 
ACE COMBAT6 解放への戦火
ハード: Xbox 360
メーカー: バンダイナムコゲームス
ジャンル: フライトシューティング
発売日: 2007年予定
価格: 未定
その他: 「Xbox Live」対応
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