新作紹介  
巨大兵器全長数キロ!?『アーマード・コア フォーアンサー』最新情報
2008.02.19
関連URL:『アーマード・コア フォーアンサー』公式サイト
 

 フロム・ソフトウェアより2008年3月19日(水)発売予定の、PS3・Xbox 360専用ソフト『アーマード・コア フォーアンサー』。本作は、同社の人気メカアクションシリーズ『アーマード・コア』の最新作でありながら、シリーズ史上最大、全長数キロにも及ぶ巨大兵器「アームズフォート」との戦闘や、時速2,000キロを超える超高速移動を可能にする新システム「VOB(ヴァンガード・オーバーブースト)など、かつてない刺激的要素を多数詰め込んだ、言わばまったく新しい『アーマード・コア』とも呼ぶべき作品。今から発売を心待ちにしているシリーズファンも多いことだろう。

 これまではなかなか具体的な情報が見えてこなかった本作だが、発売まであとひと月をきり、ここへきてようやくフロム・ソフトウェアより最新の資料および画面写真が公開された。最大の目玉であるアームズフォートの紹介はもちろん、ストーリー、最新システム、キャラクタ紹介とかなり盛りだくさんな内容だが、出し惜しみせずにさっそく紹介していくことにしよう。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

■時代は「ネクスト」から「アームズフォート」へ——
 本作の舞台となるのは、国家解体戦争から数十年後の未来。かつては戦場を支配していた人型兵器アーマード・コア「ネクスト」は、今や地上に取り残された企業配下の尖兵となり、戦闘の主力は巨大兵器「アームズフォート」へと完全に移っていた……。

 ストーリーを読むかぎり、物語は前作から一応つながってはいるものの、時代は大きく進み、人々やリンクス(パイロット)を取り巻く環境も大きく変わり果てていることがわかる。そんな状況下、果たして本作ではどのような戦いが描かれていくのか? ここでは物語のプロローグと、物語を読み解くキーワードをいくつか紹介しておこう。

プロローグ

 国家解体戦争から数十年の未来。支配者たる企業は、自らが汚染し尽くした地上を見限り、高空プラットホーム、「クレイドル」を建造。高度7000mの空に、新しい、清浄な生活空間を見出していた。既に、人類の過半はクレイドルに住まい、地上は、資源基地と、それを巡る戦いの舞台にすぎなかった。
 一方で、国家解体戦争において企業支配体制を確立した原動力、人型兵器アーマード・コア「ネクスト」と、その搭乗者「リンクス」は、その圧倒的な力の、個体依存性に危機感を抱いた企業により、企業機構「カラード」管下の傭兵として、地上に残された。
 今や、企業軍の主力は、巨大兵器「アームズフォート」であり、かつて戦場を支配したネクストたちは、薄汚れた地上で延々と続けられる、経済戦争の尖兵と成り果てていた。

◆物語を読み解くキーワード◆
【ラインアーク】
 海上都市ラインアークを本拠とし、企業支配とクレイドルを批判する、最大の地上勢力。自由と民主主義をうたうラインアークではあるが、「来るものは拒まず」の姿勢から、単に企業内の競争に敗れただけの輩も大量に流入しており、政治と社会の腐敗が進行、設立時の理想はすでに形骸化している。
 ラインアークが抱える傭兵部隊「ホワイト・グリント」は、ラインアークの貴重な資金源であり、同時に最高の防御戦力でもある。
【企業連】
 国家解体戦争の後、世界を管理する企業は大きく3つのグループに分かれているが、そのほぼすべての企業が参加している最大の国際機構。
公式には、企業社会の平和と秩序の維持が目的となるが、今となっては当然のように機能していない。形骸化した企業連は「企業の総意」を表現する仮主体としてのみ存在意味を保っているが、政治力に長けたオーメルの意を代弁することも多い。
【カラード】
 企業連管轄下の、リンクス管理機構。リンクス戦争の結果、企業社会に対するリンクスの潜在的危険性に気付いた企業は、その所有権を破棄し、すべてのリンクスを共同で管理することを決定した。その結果生まれたのがカラードである。
 しかし現在のカラードは、企業の意を受けたミッション仲介ブローカーの溜まり場に成り果てており、管理機構としては、カラードランクの管理と、ランクマッチの主催としてのみ機能している。
【アスピナ機関】
 オーメルと関わりの深い、ネクスト技術研究機関。特に、ネクスト操縦機構AMSの最先端にある。IRS/FRSを開発したアナトリア研究所と並び、ネクスト技術における非企業の双璧だった。
 リンクス戦争では、テスト個体、ジョシュア・オブライエンを実戦投入し、高い戦果を上げることに成功。以来アスピナは、テスト個体を正規リンクスとして登録し、機会があればデータ収集のため積極的に実戦投入する方針を採っている。

■空母発着、空中給油などファンにはお馴染みの要素は健在

 まさに本作の象徴とも呼べる、全長数キロメートルにも及ぶ巨大兵器「アームズフォート」。ネクストを遙かにしのぐサイズ・装甲・火力を誇るアームズフォートを相手に、果たしてプレイヤーはどのように立ち向かうことになるのか。機動力を活かし、その懐に飛び込むか? それとも高火力を活かして真っ向勝負を挑むか? ネクスト同士の戦闘とはまったく違った、新たな戦略と爽快感が本作ではプレイヤーを待っている。ここではプレイヤーがゲーム中で相対することになるアームズフォートの一部を紹介するぞ。
【多脚型アームズフォート】
 全長2kmを超える多脚型アームズフォートで、名前は「スピリット・オブ・マザーウィル」。今回公開された中では、唯一名前が判明しているアームズフォート。


【水上移動型アームズフォート】
 船のような形をしたアームズフォート。津波のような水しぶきをあげながら水上を高速で疾走する。先端にある巨大ブレードは、触れただけで即死級のダメージを受ける。

【飛行型アームズフォート1】
 空中を飛行する能力を備えたアームズフォート。傘のような構造をもった本体の各所には無数のレーザー砲台が搭載されており、プレイヤーの接近をはばもうとする

【飛行型アームズフォート2】
 円盤のような本体と、鳥のような翼を備えた飛行型アームズフォート。ゆっくりと峡谷をわたるその姿は、海原を泳いでいくクジラのようにも見える


■戦場を巡るドラマとパイロットの物語が群像劇として展開

 前作の「オーバードブースト」をも凌ぐ、時速2,000kmという圧倒的ハイスピードを実現した「VOB(ヴァンガード・オーバードブースト)」をはじめ、これまでのシリーズ作品にはない多くの新要素を搭載している本作。システム面でもストーリーモードの協力プレイや、NPCが操る僚機との共同出撃が可能になっていたりと、前作に比べて様々な点で進化を遂げていることがうかがえる。ここではそんな新要素・新システムの数々を紹介しよう。

■オンラインで仲間と戦え! 全編2人協力プレイに対応

 本作では全ミッションのほとんどで、オンラインによる2人協力プレイに対応(ボイスチャットも可)。もちろんストーリーシングルモードでも随時協力プレイの要請が可能で、クリアできないミッションがあれば、誰かに協力してもらってミッション達成——といったことも可能となっている。友達と一緒に難関ミッションに挑戦するもよし、先へ進めなくて困っている誰かのプレイを手伝うもよし、対戦とはまた違った、新たなオンラインプレイの世界が楽しめるぞ。

■新システム「VOB」で時速2,000kmの世界へ

 本作では外部追加ブースタをネクストに装備させることで、時速2,000kmを超える速度を出すことができる「VOB(ヴァンガード・オーバーブースト)」システムを新たに実装。VOBを使用し、敵の射程外から一気に中枢へと飛び込むミッションなど、これまでにないハイスピードアクションが楽しめるぞ。
 もちろんVOB使用中も、クイックブーストでさらに加速したり、迫り来るミサイルを撃破したりといった機体操作は可能。時速2,000kmの世界で繰り広げられる、さらなる高速アクションにも注目だ。

■超兵器・アサルトアーマーで一網打尽!

 今作から新たに実装された、コジマ技術による完全防護膜・プライマルアーマー(PA)。これを攻撃に転用したのが、この「アサルトアーマー」システム。貯まったPAゲージを消費することで、自機の周囲に激しい爆発を起こし、周囲の敵を一瞬にして葬り去ることができる。PAゲージが回復すれば、アサルトアーマーは再度使用可能に。ここぞという時に使用すれば、戦局を一気にひっくり返すほどの切り札として活躍してくれるはずだ。

■もう一人じゃない! NPCがプレイヤーをサポート

 特定のミッションでは、味方NPCが操るリンクスと一緒に、共同で出撃することも可能。NPCとはいえ、味方のリンクスたちは様々なキャラクタ性を持っており、それぞれ異なるやり方でプレイヤーをサポートしてくれるとのこと。もちろん一部報酬を依頼料として支払う必要があるものの、難易度の高いミッションでは心強い仲間としてきっと活躍してくれるはずだ。

■新たにビギナー向け操作スタイルを追加

 本作では初心者向けに、右スティックを使用しない操作スタイルを新たに追加。さらにチュートリアルの充実や、自動で敵をロックオンしてくれるなどのサポート機能を強化し、初心者への敷居を大幅に下げることに成功している。
 またキーコンフィグ機能の充実により、待望の十字キーへの割り振りも実現。従来どおりの操作はもちろん、PS時代の標準だった十字キー操作も本作では可能となっているぞ。

■河森正治氏をはじめ、著名メカデザイナーが参加!
 メイン機体のデザインは、『アーマード・コア』シリーズではおなじみの河森正治氏を引き続き起用。河森氏特有の、変型ギミックを搭載したネクストも本作では登場する予定とのことなので、シリーズのファンは大いに期待してよさそうだ。
 一方、本作の象徴とも言える巨大兵器「アームズフォート」のデザインには、小林誠氏、宮武一貴氏の両名を起用。これまでのシリーズ世界観にはなかったテイストで、それぞれ迫力ある機体をデザインしてくれている。ここでは3名の開発デザイン画をそれぞれ紹介するとともに、今作に登場するリンクスおよび使用機体を一挙公開していくぞ。

【河森正治氏デザインのネクスト】
オーバード・ブースト時に飛行形態へと変型するなど、河森氏独自のデザインが生かされている。


◆宮武一貴氏デザイン
アームズフォート
◆小林誠氏デザイン
アームズフォート
前面の巨大なブレードと、流線型のボディが特徴。無駄を省いた、洗練されたデザインが美しい
巨大なマントのようにも見える、美しくも不気味なデザイン。攻撃時には外側の羽根が展開?

■キャラクタ+機体紹介

【Unknown】
AC機体名:ホワイト・グリント
最大の非企業勢力、ラインアークが所有するネクスト。管理機構カラードにも登録されており、カラードランクは9。かつてアスピナのジョシュア・オブライエンに機体を提供したデザイナーの手による同名の、完全オリジナルの白いネクスト機体。現行最高クラスの戦力であると認知されており、ラインアークが企業と対立可能な主因であるカラードランク9は、多分に政治的な配慮の結果であるにすぎない。

【ウィン・D・ファンション】
AC機体名:レイテルパラッシュ
管理機構カラード管下の女性リンクス。カラードランクは3。既に第一線を退いた霞スミカの後継となる、インテリオル・ユニオン系の主力リンクス。華奢な機体とは対照的に、その戦いぶりは苛烈で、容赦無い。真鍮色の乗機レイテルパラッシュは、対立するGA兵士たちの恐怖と憎悪と、その裏返しの下品な揶揄の的である。

【マクシミリアン・テルミドール】
AC機体名:アンサング
壊滅したレイレナード純正の逆脚機体に搭乗するリンクス。管理機構カラード管下にないイレギュラー。企業世界の最重要エネルギー・インフラ、アルテリアを襲撃する彼の意図は……?

【オッツダルヴァ】
AC機体名:ステイシス
管理機構カラードのランク1。機体名は「ステイシス」。彼の搭乗する、オーメル・サイエンスの新標準機には、壊滅したレイレナードのテイストが色濃く感じられる。やがて、ラインアークのホワイト・グリントとぶつかることになる企業の切り札。毒舌家。

【ローディー】
AC機体名:フィードバック
かつて粗製と呼ばれた男は、這い上がり、GA(Global Armaments)最高のネクスト戦力となった。GAの誇る立志伝中の英雄。カラードのランクは4。今も変わらず、バズーカタイプの武器腕部を使い続けている数少ない、リンクス戦争からの生き残り。機体名は「フィードバック」。

【ロイ・ザーランド】
AC機体名:マイブリス
管理機構カラードのランク7。特定の企業に深く関係しない独立傭兵の中では、最高ランクに位置する。搭乗機「マイブリス」は、希少価値の高いアルブレヒト・ドライスの旧型パーツをベースにしている。掴み所のない、空とぼけた男だが、報酬分の働きはきっちりとこなす。



『アーマード・コア フォーアンサー』
ハード: プレイステーション3、Xbox 360
メーカー: フロム・ソフトウェア
ジャンル: ハイスピードメカアクション
発売日: 2008年3月19日(水)発売予定
価格: 7,140円(税込)

(C)1997-2008 FromSoftware, Inc. All rights reserved.
※画面は開発中のものです

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