家庭用ゲーム機向けのロールプレイングゲームの金字塔。そして発売される度に社会現象ともなった『ドラゴンクエスト』シリーズ。そのシリーズ第5作目として、1992年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された『ドラゴンクエストV
天空の花嫁』が、2004年春にプレイステーション2に登場する。
制作スタッフは、シナリオ・ゲームデザインを堀井 雄二氏、キャラクタデザインを鳥山 明氏、楽曲をすぎやまこういち氏、アートディレクション担当は、眞島
真太郎氏。そして今回、開発を担当するのは、イラストやゲーム制作を行っているクリエイター集団であるアルテピアッツァとなっている。
新しく生まれ変わった『ドラゴンクエストV』の世界を覗いてみよう。 |
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父から子へと受け継がれる冒険物語
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『ドラゴンクエスト』シリーズの中でも、ストーリーに多くの支持を集める『V』。それは主人公が、父パパスと共に、冒険の日々を過ごし、やがて子供であった主人公は青年へ成長。親子三代にわたる壮大な内容となっている。
父パパスは、多くの人から一目置かれる存在。たくましく、ひきしまった顔つきは、勇壮な戦士のそれであったが、主人公に向ける表情は、息子を思いやる優しい顔をしている。『ドラゴンクエストV』の序盤は、父に連れられる形で旅をしていく。しかし時折、単身で冒険をすることにもなるぞ。さまざまな困難が待ち受ける危険なダンジョンで、少年は無事難関を越えることができるのであろうか。 |
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ハードの進化により多彩になった表現力
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スーパーファミコン用として発売されて既に10年以上の時が経っているが、ゲーム機も大幅に進化し、ゲームそのものも表現力が豊かになった。
当時は、やや高い視点からの見下ろしているようなフィールド画面となっていたが、PS2版となり大幅に変更が加えられた。視点の高さにはさほど変化はないが、主人公を中心に画面を見回すことが可能となった。これにより壁の裏に隠された宝箱やツボ、地下への階段なども隈なく探す事ができるぞ。
また船の上を歩いた時に目の前に来る大きなマストに張られた帆や、部屋を回転させた時の外壁などは透けるような処理が施され、視界を遮らない工夫がなされている。
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旅は道連れ・・・個性的なパーティ仲間
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少年から青年、そして大人へと成長し、旅をする主人公。その行く先には、様々な出会いが待っている。今回公開された画面で確認できる金髪のおさげ髪の少女
ビアンカは、主人公より少し年上の幼馴染。性格はとても活発で、戦闘の時には攻撃の呪文まで使いこなせる頼もしい仲間。
このほかに『V』の魅力は、モンスターを仲間にでき、一緒のパーティとして旅をすることができることだ。キメラの凍りつく息やラリホーによる眠りへの誘い、ホイミスライムの回復の呪文など、戦う相手も心強い味方とすることができるぞ。
こうした様々な仲間たちと、4人パーティを組んで冒険していく『ドラゴンクエストV』。いったいどんな冒険が待ち受けているのかは、続報を期待して待て!
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『ドラゴンクエストV』を貫くテーマは、「絆」である。父と子、旅の仲間、そして一緒に戦うモンスターも種を越えて旅を共にしていく。
シリーズを通して音楽を担当している、すぎやまこういち氏は2003年8月に行ったファミリーコンサートの際、テーマを『ドラゴンクエストV』とした。その時、すぎやま氏は「今回のコンサートで『ドラゴンクエスト』シリーズから『V』を選んだのは、私が『V』をとても好きだからです。作品のテーマである親子三代に連なる「家族愛」。それは最近起こる様々な犯罪の理由の一つに「家族愛」が薄くなってきていることが挙げられていることに対して、ファミリーコンサートを通して、もう一度考えて頂きたいからです。」とコメントしていた。
今回、テーマおよび画面の表現に関してお届けしたが、PS2用となってド派手な演出が期待できる戦闘シーンと、『V』ならではのドラマティックなストーリー展開について、今後明らかにされて
いくことに期待してほしい。 |