SCEAの看板キャラを演じた俳優が他社のCM出演で訴えられる!?

 
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SCEAの看板キャラを演じた俳優が他社のCM出演で訴えられる!?

2012.10.10
該当記事(英語)※VentureBeatより

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 アメリカで放送されたPlayStationのCMシリーズで、“ソニーの重役”という設定で登場し、ゲーマーにすっかりお馴染みの顔となった“ケヴィン・バトラー”。日本でいうと“セガの湯川元専務”みたいな立ち位置(ただし、アメリカ版は俳優が演じている架空の人物)である一方、新しいCMが出るたびに担当部署がころころ変わるのが面白く、新作ゲームのイメージをコミカルに伝えることで人気を博していた。日本でも、PS3やPSPの海外情報をチェックしている人なら一度ならず目にしたことがあるだろう。

 そんな有名キャラを3年間にわたり演じてきた俳優ジェリー・ランバートが、なんとSCEアメリカに訴えられてしまった。

 事の発端は、9月初頭に放送されたブリヂストンのCM。このCMに出演したジェリーが、競合他社である任天堂Wiiを前に歓声を上げているシーンが問題になったのだ。

 このCMは、「ブリヂストンのタイヤを4個購入すればWiiが無料でついてくる」プロモーションの一環で放送された。同社ラボで『マリオカートWii』に興じている研究員たちが、「これは仕事の一環なんです」と上司に言い訳をする。研究員のひとりに扮したジェリーは、コントローラこそ手にしていないものの、ゲームをプレイする女性研究員の横で画面に見入っている。


 ネットではさっそく話題になったが、数日後には、ジェリーを除いたバージョンが代わりに放送されるようになってしまった。不自然な変更をいぶかしむ声を裏付けるように、つい先日、ジェリー本人の運営するワイルドキャット・クリークと、ブリヂストンの両方が、9月11日(火)付けでSCEアメリカに訴えられていたことが判明。VentureBeatなどのメディアで報じられた。

 訴訟に際し、SCEアメリカ側は、「PlayStation以外の製品の宣伝に“ケヴィン・バトラー”のキャラクターを用いたことは、ソニーの知的財産の悪用にあたり、市場に混乱をもたらしソニーに損害を与える商標侵害にあたる」と主張。一方、ブリヂストン側は「ブリヂストンのエンジニアとして出演した俳優のひとりにすぎない」と反論している。

 当のジェリーはすでに2月からブリヂストンのCMに出演しており、また、今回のCM放送は、SCEアメリカとの契約が切れたあとのことだったようだ。とはいえ、“ケヴィン”という人物は、PlayStationのCMに30本以上登場し、Twitterのアカウントもあり、E3などのゲームショウではステージに現れて来場者を沸かせたほどの人気キャラでもある。特定のイメージが定着した俳優は、他のCMに出ることはもう許されないのだろうか? こうした問題意識から、ゲーム業界だけでなくハリウッドの関心も集まっているところだ。


(中島理彦)


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該当記事(英語)※VentureBeatより
該当記事(英語)※The Hollywood Reporterより

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